天狗さんの妖術炸裂!!

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本日後半は、特別講義。

17.06.17(土)【GSA】MMAグループトレーニング部(格闘技1.0h):上田さん

T氏が来たので栄養の話をさらに。
だいぶT氏は慣れてきたように見受けられる。話を聞いてて感じるし、身体が変わっている。
上田さんにサポートされ、自分の身体と特徴をつかめてきているようだ。

だがこれが難しい人もいる、というお話。つい目の前の数字が気になってしまう人にはまた違ったアプローチ。
同じものを見ても異なる感想を持つのが、人だから。人それぞれにアプローチの仕方が変わってくる。

上田さんのパーソナルトレーナーとしての真価はそこなのだろうなぁ。
人それぞれの反応を見て、緻密に計算して”気付かぬ間に罠にハメる”。
格闘技の闘い方そのものだな。性格モロダシ。

上田さんが宣言する。

「Tさんには、まずは”身体を完成させる”ことを目指してもらいます。」

ほぅ?

「身体は完成したらほっとけるんです。
ずっとそれを維持しようとする力が働くから。

ホメオスタシスって知ってますか?」

あ、言葉としては聞いたことが。

「日本語で言うと、”恒常性”、です。
要は、”ずっとそれを維持しようと働く力”のことです。」

現状維持。

「痩せたらずっと痩せていようとする力が働く。
太ったらずっと太っていようとする力が働く。
このホメオスタシスを健康な状態で完成させたら、あとは楽勝です。」

あー……なんとなくイメージがつく。
無理なダイエットをすると、すぐにリバウンドする。
あれは”ホメオスタシスが完成する前に””太ってた頃に戻そう”とする力が働くからか。

「このホメオスタシスは、何にでも存在します。
体温、脈拍、体脂肪の量、筋肉量にも。

例えば熱が上がっても、やがて平熱に下がりますよね?
あれもホメオスタシスです。」

うんうん。わかりやすい。

「ホメオスタシスは何にでも存在する。
対象は人の身体に留まりません。
すべての価値観に存在するのです。

例えば、経済価値。」

そこにも?

「年収200万円の人に400万円与えるとどうなるか?
200万円を無駄遣いして終わるのです。

では年収400万円の人に200万円しか与えないとどうなるか?」

我慢……は、できないのか? ホメオスタシスがあると?

「はい。足りないのでなんとかして200万円を生み出そうとするのです。」

へぇぇそうなるんだ。

「このとき、200万円を生み出すのを努力だとは思わないんです。
それがホメオスタシスの特性です。」

金曜日のランチ……友人たちの”働きたくないでござるーござるーー”の合唱を思い出す。
彼女たちは”年収100万”にホメオスタシスができちゃったまま、変わってないからか。

「なので、”年収”を高いレベルに維持し、ホメオスタシスを持たせられたら、あとは楽なのです。そうしたらリバウンドしません。」

なるほどなるほど。

「Tさんは体重は最初、どれくらいでした? それから今は?」

両方を聞いた上田さんは、ならばTさんの体重における現在のホメオスタシスはこれくらいですね、と提示して見せた。

「おそらく今、指導を止めたらTさんの体重はその数値まで増えて安定するはずです。
なぜならまだホメオスタシスが完成されてないから。
今はここまで数値を落としてますが、これは努力だと感じていないでしょう?
現状をマズいと感じたから、ここまではスムーズにいっているんです。」

なるほど。実は見ていて急激にラインが変わりすぎじゃ?と心配したが、そうでもないのか。
元をたどれば、急激に拡大して、急激に縮小した。振り幅大きいだけで、平均とればこれくらいか。
むしろ、ここから、なのか。

そしてホメオスタシスの固定のさせ方に話は移っていった。

なかなかこれは含蓄に富む……
お話を聞きながら、思い返していた。加圧の最中に上田さんに言われた言葉。

『80%の計画を、100%、確実に、遂行し続けてくださいね。』
『それができたら、他はどうでもいいです。』

じっくりと、念押しされた。
なんとなく漠然と『時間をかけて脳みそを構築し直す必要があるなぁ』と感じてたコレは、ホメオスタシスのことだったのか。

正直まだまだ模索中で、うまく行ってるか行ってないかよくわからない。
まだ90~95%の計画を立ててしまう日が多い。そして完遂はできない。キャパオーバーの日は手帳が白く、睡眠時間が削れるので如実にわかる。
逆にうまく行った日は”果たしてこれは本当に80%なのか? 70%じゃないのか?”と考え込む。
果たして私の80%ってどこよ? しょっちゅう、途方に暮れる。
清々しく”うん、今日は80%を100%できた!”と思えた日は数少ない。でもちょぴっと、ある。
難解ってことはたぶんそれだけ、私にとって大事な課題ってことなのだろうなぁ。がんばろう。

ってところで来た!!!!
UFC、佐々木さんの試合!!
みんなで観戦。上田さんが半分独り言のような、解説をしてくださる。

「いいんです、いいんです。これで。」
「これはウルカの得意パターンですよ。」
「この肘は厳しい……」

練習、たくさん一緒にされてたですね。
押され気味な展開にドキドキする。がんばれぇがんばれぇぇぇぇ。

とうとうマウント取った! からの、バック!!

「チョーク行きますよ!!」

きた! きたきたきたきた!!!!

うわぁぁぁぁぁとったぁ!!!

画面に食い入る。うわぁぁぁぁ勝ったよぅ!勝ったよぅ!!!
ケージに上る姿が……綺麗だなぁ、もうっ。

上田さんが喜びのあまりガチ泣き。
うぅぅ……もらってまうやないですか……

「もう今日は実技はチョークですね!!」

からの流れるように濃ゆい実技解説。
上田さんがテレビで見た特撮ヒーローの技解説しながら真似るお子様のようだ。

マウントから……本来ならこうしてパウンド。
のところを、あえてこうしてすかさずバックをとりー……からの、チョーク。はこんな感じ、と。そして佐々木さんの妖術なチョークの特徴。
食らってみますか、とひとりずつ。
実際にかけられたら、んぐ!?って変な声出た。エグい……こえー……

かける実技も。上田さんが脳細胞がいくつか死ぬくらいまで耐え、極める感覚をつかませてくださるのでなんというか身体を張った……

「もっともらわないと割に合わない。」

ですねぇ……ありがとうございました。

こうしてみんなで観れてよかった。
いい時間に試合をやってくださって、ありがとございます、だ。

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