@リラクワ表参道

無意識の治療, 固体の臓器と空洞の臓器, 体操選手な格闘家の弱点

通う動機は身体のメンテナンスと三原さんとのおしゃべりの半々。もーおしゃべりが楽しすぎる! ホストにツッコむくらいなら三原さんにツッコむっ。

17.04.15(土)【表参道】リラクワさん:三原さん
早速、今日も身体の状態からチェック。真っすぐ立つも、少しねじれてるようで

「ここが正しい位置ですね。」

と補正していただく。腰も肩も。うわー……ぜんぜん真っすぐじゃない……
あれ、でも前よりも直していただく角度が小さくなりましたね?

「はい、だんだんとよくなってますよ。だいたいふつうに暮らしてるだけで人の身体はねじれていきがちですからね。」

そっかぁ……よくなってるんだ。毎回の施術の効力が続いてるんだなぁ……
継続って、大事。
最初の股関節の開き具合の治療。いつものことなのに、いつも笑ってしまう。ほんとにぜんぜん違うんだ。一見、ちょっとの施術なのに。

「わかっていただけるはやはり嬉しいですね。」

やーわかりますよ。あ、いや、格闘技を始める前の私ならわからなかったか。
この股関節の回り具合。それに上体をひねる角度の改善。
最近、打撃は回転を特に重視してますし、これだけ角度が違ったらどれだけ威力が変わってくることか。想像するだけでよだれが垂れます。

「そうですね、最後の当たった後の蹴りこみがまた違ってきますね。威力が増します。
それに深く蹴りこめたほうが、戻しもうまくいきますし。
あと、これだけねじれてバランスが取れれば、当たらなかったとしてもすぐ態勢が整えられて次に移れますからね。」

くぅ……こんな格闘技に直結する話をたくさんしていただけるとか……っ。
GRANDSLAM大会も出てらしたものなぁ……自ら闘ってらした方の言葉は響く。たまらん……っ。
確かに、打撃のフォームが安定してきたのだ。減量と加圧もしているから複合要因の結果ではあるだろうけど、どんどん崩れにくくなっている。これだけ身体が変わってくると、練習がますます楽しくなってくるんだよねぇ……。

継続は力なりってほんとですよね。
確か生理とか女性ならではの悩みのお話しながら内臓の位置を直していただいたのがもう2ヶ月くらい前だと思うのですが、その後もすっごい便通がよいです! 効果が持続してるんだなぁって感じます。

「一度よくすると、身体がそれを普通の状態だと覚えるんですよ。」

すごいですよねぇ……正直言えば、施術されてる最中は気付かなかったんです。内臓の位置が直されてるって。なんかされてるだろうなぁとは思ってましたが。
あれから便秘が治りすぎて、これか!と気づいた次第で。

「例えば、いつも便秘がちだとそれが普通の状態だと思っちゃうじゃないですか?
“ふつう”の状態がわからなくなるんですね。」

ああ、わかる気がする……ホースがない洗濯機を使い続けると、ホースがないのが当たり前になってしまう。

「”治される”と思うと、”戻そう”って力が働いちゃうんですよ、どうしても。
だから気づかないうちに治しちゃうのが理想ですね。」

作用・反作用の法則的な感じか?
確かに……ホースがないのが常態になったビンボーさんはホースを与えられるのを恐れていた。
“変化するのは怖い”から”そのままでいようとする”し、変わっても”元に戻ろうとする”。

なるほど、それが三原さんの”無意識のレベルにアプローチするのが得意”ってことですね。

「そうです。」

そういうことかぁ……
三原さんの施術は、最中はほんとに痛みもなく、何をされてるのかよくわからない。でも施術後の変化がすさまじいのだ。身体にも意識にも気づかせずに戻し、それがふつうで当たり前の状態だと認識させちゃうのだな……
日本語で表現するとこの程度の文字で収まることが、実際にやるのは相当、難しいことじゃないか? できるのか、そんなこと?ってレベル。なのに、できちゃうんだよなぁ……わけのわからない魔法だ。

だからわかりづらいと言えば、わかりづらい。
例えば、生理痛や不妊で悩む人が行くのは婦人科の医院であって、整体には来ないよね。整体師さんでも対応できる方は限られるんじゃないだろうか。

「そうですね、そういうのが広まるといいと思ってます。」

便秘だってそうですよね。生理と関係あるのはわかっても、内臓の浮腫みで下垂して子宮が圧迫されるから、とまでは、ふつうはわからないですし。便秘の薬を飲んでも治らないよなぁ。

「固体の臓器は症状がわかりづらいですからね。」

固体の臓器……?

「臓器には中が詰まっている固体の臓器と、胃とか腸とか、中身が空洞の臓器があるんですよ。」

はぁ!? 言われてみればそうか!! 考えたことなかったが……そうか、胃や腸は摂取した食べ物が入ってなければ軽くて空洞か。

「一番重い臓器は肝臓ですね。血をたくさん含んでいます。怒りの臓器とも言われる。」

へぇぇぇ……!

「固体の臓器の活動が悪くなると血液が滞留して回らなくなったり重くなったりします。が、症状はわかりづらいんです。
そのぶん、周囲にある空洞の臓器に影響が出るんです。胃とか腸とか。」

うぁぁそういうことかぁ……確かに、胃が重いとか、腸が変とかって自覚はするけど、肝臓が浮腫んだ、とかわかんないものな。
そういうときに、胃や腸にばかり対処療法をしても、根治出来ないんだ。肝臓は悪いままだから、また胃や腸に支障をきたす。

「身体の状態が悪いと、精神状態にも影響しますからね。
街中で喧嘩したり機嫌悪い人を見たりすると、”どっか痛いのかなぁ”って遠巻きにしますよね。」

あ、わかります。電車で喧嘩してる人とかみると、栄養足りてなくてイライラしてるんだろなって思います。
身体を治す、状態をよくするのって、重要ですよねぇ……
自覚が薄い分、内臓ってほんと大事だ。いやしかし整体に来て内臓の大事さを教えていただくとは。
こういうの、学校で習いませんものね。

「難しいですよねぇ。どこまで教えるか、興味を持つか……」

私も自分が格闘技始めなかったら、ここまで興味持てませんでしたね。
打撃がうまくいかないのが、身体の具合が悪いからだとは思わなかった。怪我のしやすさ、回復速度も、こんなに個体差とスキルがあるとは思わなかった。
ひとつひとつ課題にぶち当たって、どうしたらもっとよくなるんだろう?ってひとつひとつ考えて試したから、こうやって面白さと大事さがわかるようになったよなぁ……
格闘技は本当に、面白い。

最近のドーピング事情のお話。
流行り廃りがあるそうで、最近は疲労しない系の薬が流行している、と。それは、ズルいやつだな。
しかし流行りってあるものなんですね。

「イタチごっこですからね。興奮系のは検査に引っかかりやすいんですが、疲れない系は検査で引っ掛けるのが難しいんですよ。」

そうか、”何をもって異常とするのか?”が難しいのか。どこまでが自然回復でどこからが異常回復なのか……わかりやすい設定値を設けるのは相当、難しい……

「しかも身体にダメージもないですしね。興奮系はリミッターを外すので身体に負担がかかりますし怪我をするリスクも負いますが、疲労しない系はむしろ怪我をしづらくなる。
怪我をするのは、疲れてるときじゃないですか?」

なるほど……! 注意力が散漫になり、回避ができなくなる。調子が良ければ怪我にならないことが、疲れていると怪我になる。

「回復自体も早くなるんですよ。それで練習をたくさんすれば……」

ほんとにズルいや……そりゃ強くなって当たり前だ……

「自分はそれを人の手で出せないかと考えてますね。」

三原さんが笑う。

「摂取するから、違反で引っかかります。人の手で自分の身体から出せれば違法じゃないですからね。」

なんて魔法使い……! カッコいい……!!
まさにその通りですよね。自分の身体から出す物質なら悪影響だって少なかろう。それは人をしあわせにする魔法だ。
見たいなぁ……三原さんの魔法の進化。これは格闘技ともまた違った試合で面白さだ。楽しい……
たくさんの人に届くといいなぁ。それでたくさんの人がしあわせになればいい。

違法・合法の境目ってだんだんと難しくなりますね、ってお話から計量のお話、それから上田さんのウイルス性腸炎で欠場のお話。

「上田さんはイイですよね。同じ元体操選手なので親近感わきます。」

あ、私も三原さんと上田さんは通じるものがあるって感じます。スポーツマンシップっていうんですかね。そういうところが。すごーく、クリーンですよね。爽やかというか?

「体操は競技ごとに礼をしますしね。礼儀や人への尊敬を大切にします。
あと採点競技だから人の目を強く意識しますよね。美的に映るかどうかも。」

確かに上田さんもそういうこと言ってました!
身体を自分はコントロールしているんだぞって見てる人にアピールするのが美しいとか。

「格闘技をしていても、美的なところは意識しちゃいますね。
ただ、自分が格闘技をしなくなって気づきましたが、格闘技をするときには弱点があります。」

え? なんですか?
三原さんが実に可笑しそうに笑う。

「”詰めが甘い”んです。終えてから気付きました。」

思わず笑う。あ、なんか……わかる気がする……ちょっとこれは……いろいろ可笑しい……じわじわくる……

「美しく出来たかの意識が強いあまり、相手を仕留める意識があとちょっとのところで薄くなるのでしょうね。」

特に生粋の格闘家の方に比べるとなおのこと。しかもそれは試合で出やすい?
これは……今後、上田さんを観察するうえで面白い視点をいただいたかもしれない……可笑しい……
事前に建てる計画と計算がすっごい緻密で、計算通りに実行することにハァハァする方だが……ときどき、そこに気持ちよくなりすぎてるんじゃっていう気が……マズい、これはくるモノが……orz

いやー、面白いですねぇ……体操選手から格闘技に転向した方って。他にもいらっしゃるよな。チェックしよう。

新しく女性の方が入られたそうでご挨拶。お綺麗で爽やかな方だぁ。大学の名前が入った制服が眩しい。
学校で学んだことに、三原さんの魔法が伝授されるとどうなるのか? 楽しみですねぇ……
必要な人にたくさんたくさん遠くまで、届きますように。

笑ったり学んだりしつつ、身体は今日も快適に改造していただいた。動いて確かめるまでもない。身体中がなんか流れて喜んでる。
よぉし、練習するぞぉーーーー♪♪

[Facebook記事]

無意識に働きかける魔術師が説く、先天的・後天的資質の磨き方

表参道の人の多さ……orz

17.04.15(土)【表参道】リラクワさん:三原さん
月1のお楽しみ、このタイミングで!!
明日のRIZIN、盛一郎さんのセコンドで行かれるのですね!! 数日前にこちらに盛一郎さんがいらしてた写真も、拝見しましたー……精悍な顔立ちが、試合前だなぁとひしひしと感じさせられました。
なんて話からRIZINのお話。そして格闘技してる人のお話。

盛一郎さんは”強い””弱い”って概念から離れているって話にすごく納得。天性ですよね。
強いとか弱いとか関係なくごく自然にやっている。
幼い子がそのまま大きくなったような、という三原さんの言葉に頷く。そうなのだ、幼い子が、わーーーー!!!って走り回って遊ぶのに理由なんてないのだ。心の赴くままにただやってるだけ。ごく自然に、楽しく。
それでいて、年齢相応か、それ以上の思慮深さ。すごく気配りの人だし、人をひとりひとり見て、その人に必要なものをちゃんと把握してすっと出してくださる……こういう言い方は失礼だが、すごく勘がよくてめたくそ頭がいい。
なんていうのかな……二元論が一切いらない方だ。”清濁併せ呑む”ってあるけど、盛一郎さんの場合は”清”も”濁”も区別がない。ただそこにあるものとして、なんの力みもなくとらえる方だよなぁ……あ、唯一ある二元論は”好き”と”嫌い”だと思う。

やることなすこと、自然体の方だよなぁ……まごうことなき光輝くヒーローだ。
先天的な資質と、後天的なもろもろがとてもきれいに組み合わさった方。
盛一郎さんはそんな感じだよねぇ……

先天的資質と、後天的もろもろがうまく組み合わさらないとあまりいい結果を生み出さない、ってお話。
社会経験はやはり積んだほうがいい。確かに。人に応援される人、憧れ信頼される人でないと、上に行くには厳しい。さらにその先、引退後も続く人生を思えば。
格闘家の方々は素敵な方ばかりだ。何かひとつに打ち込める、己の心身を自分の責任範囲で磨き上げるってのは、真摯で誠実な行動だ。ただそれも、ボタンをひとつかけ間違えると、大きくずれる。
三原さんのお話を聞いてたら、私もいい年したオトナなんだよな、とちょっと反省した。拙くて格闘技する人としては……だけど、下手するともうお若い方々は息子・娘の年齢だ。親の年代として、何かを示したり注意を促すことはできるのだし、自分自身もそうあらねば説得力がないんだよな、と思った。
私はちゃんと、娘に恥じない振る舞いをできているか?
リアルな尺度だよな、と改めて思う。品行方正は無理で、いつまでもオトナになりきれない、すぐムキになる失敗ばかりの人間だが。そういう人間として、それでも何かを示せたら。

必要なのは、”知る”こと。いろんな世界を見て、見分を広げて。行動や判断する際の自分の中にある物差しを築き上げること。
それと、自分の周囲にどんな人たちがいるか……どんな環境を構築するか。それもまた、自分の責任の範疇なのだろなぁ。
向上心を健全に持て、ゴキゲンで居られる環境をどう作るか。
環境や状況に不満をこぼすのは簡単だが、ならば変えればいい。もしくは、去ればいい。
それができる自分になることが、必要なのだろなぁー……

って意味ではまず、”内面は外見に表れる”ってほんとですよね、ってお話。環境、条件の第一歩は、自分自身だ。
どの服を着るか、どんなふうに毛並みを整えるか。どんな表情をすることを選ぶか。
どんな筋肉を身にまとうか。脂肪は?
なりたい自分を明確に描いてそれになる努力をするのか、それとも放置するのか。
なりたい自分は、どんなふうに描くのか。
そういうのの集合体が、外見ですもんね。

「ほんとそうですよ。」

と三原さんにも心から同意頂き頷くが、次の瞬間にふきだしそうになる。
外見をこうしていともたやすく変える手業をお持ちの方に施術中に言われてるどうしよう。
なんて話をしてると、三原さんのアプローチの仕方をうかがえた。無意識に働きかけるのが得意だ、と。同業の組まれている方は表層意識にあげるほうが得意なので組み合わせてうまくやれているのだ、なんてお話も。
へぇぇー……詳細はぴんと来ないが、自分の業務と重ねるとわかる気がする。一般的に『システム屋』で括られるが、中身はすげー細かい分野に分かれてるのだ。得意・不得意ありまくりで棲み分けされてる。もちろん複数分野に強い人は多い。私? 聞かないで。
なので、同じ『システム屋』で括られる人同士で食い合うってことは本来は、そうないよな。協力しあわねば出来ないことだらけ。同じことは言えるのだろうなぁ、トレーナーさん、施術する方々にも。無意識と表層意識……それがまだよくわからないけど。

ああ、そうか、無意識か。これがそれを指すのかよくわからないが。

前回、PMSのお話を濃くして頂いて、そうだろなーと思いましたが効果にびっくりしました!
お食事中の方はごめんなさい……

便秘が治りました! 私、もともと便秘じゃないと思ってましたが、便秘でしたね!
毎食後にきれーーーに出ます!! ところてんか!?ってくらい! 引きます!! さすがにもうちょい間をおいてくれないか、と自分の内臓に正座して懇々と問いたくなる瞬間があります。
で、PMSが前よりも軽かったのです。甘いものをクリーチャー並みに欲する欲動がずいぶん減りました。そのぶん、いつもより精神状態がよくなった気がします。

「よかったです。」

といつもの微笑みで施術は進む。
私には奇跡でも、三原さんにとっては当然の帰結、予定・計算通りなのだろうなぁ。凄いや。外からさすったり力を入れるだけで、内臓に何かが届いてるんだよな……
その技はご自身の心身構築にもいかんなく発揮されている。実はすげーマッチョ。以前は横浜のジムでドーピング言われてたというのも頷く。身体に詳しいってのは、何をするにも強みだな。

そんなあれこれも、三原さんの8歳(!)からの積み重ねと聞くと、先天的な資質と後天的なもろもろの組み合わせの妙を改めて実感せずにはいられない。
ただたぶん……多少ずれたところで、あとから軌道修正はいくらでも可能なのだと思う。もしくは、その軌道のズレすらも必要なものだったか。
私には、あのズレは必要だったな、と思う。

身体がとても気持ちよく軽くなった。ほんと、生まれ変わったみたいだ。
最後に2つ、おススメのトレーニングを教えていただいた。姿勢の崩れは足元の土台からきている、と。なるほどだ。
それなりに筋肉もついてきた。身体も柔らかめ。でも、このトレーニングはきつい。つまりこの個所は衰えているんだなぁ……なるほどだ。コツコツやろ。

さてーー! この身体でまたトレーニング楽しむぞぉーーーー! 頻度減ってるからめっちゃ楽しみなのだ……

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生理痛、PMS、不妊治療にも整体が!?

長いので分割。よい週末。

17.03.11(土)【表参道】リラクワさん
月1のお楽しみ。
今日も姿勢から見ていただく。直立の状態で肩、腰の位置を補正。やっぱりねじれているなぁ、と苦笑いするものの、前回よりもねじれ度合いが軽減してるな? ちゃんとよくなってる……!

横になり、股関節を直していただく。本当にちょっとの施術で股関節がぐりっと動くようになる……! この施術、月1で3回目なのに今日も笑ってしまう。
しかしこれだけ可動域が広がるとその影響がシャレにならない。
だって、股関節の可動域が3倍くらいに広がりましたよね? 2倍じゃ効かない……

「そうですね。」

これの影響ってものすごくないですか? だって最近もキック打つときに腰、股関節の動きは指摘されてて……でも今の施術でずいぶん改善されたはずです。

「そうだと思いますよ。課題の解決の仕方を間違えると回り道したり、迷走したりしますよね。」

そしてお話してくださったのが、『改善練習』と『反復練習』。フォームなどの『改善練習』は整体などで時間短縮し解決することができる。そのぶん時間短縮できない『反復練習』に使えたら、どれだけ効率的に強くなれることか。ですよね……
反復練習。
GSAの上田さん初心者MMAクラスでやってるのはもっぱら、反復練習だ。「毎日でもやってほしい」のコメント付きで、同じ練習を上手く行こうが行かなかろうが黙々と繰り返している。
「殴り合いを日常に。」
重なるんだよな……

練習にもいろいろあるんだろな。『改善練習』『反復練習』。あとおそらく『技術練習』はあって、他にもあるんじゃないか。
スポーツを学術的に体系的に学んだ方なら常識なんだろな……勉強したほうがいいかもなぁ。それこそ、課題解決の仕方を誤りかねない気がする。面白くも怖い話だ。うーむ。

と考えてる間も施術は進む。

「身体がさらに締まりましたね。」

と言っていただいてとても嬉しい。が、ここ数日は脳みそ狂って食べてるし浮腫んでるしヒドいです、というお話。月経前症候群、PMS。どうにかならんものか。そして気になってたのがリラクワさんで女性の悩み相談にのってるところ。

「女性は大変ですよね。生理時の女性の悩みを解決するのが世界平和につながると思ってがんばってます。」

茶目っ気たっぷりながらも実感こもった三原さんに言葉にあああと頭を抱えたくなるしありがたいし。まさにそのとーり……! なんかすみません……。理解ある男性の言葉は沁みます。。
しかし整体が不妊治療にも効果があるというのが謎でもあった。なんででしょう?

「内臓が機能低下すると下垂するんです。そして下にある臓器が影響を受けます。」
「一番重い臓器が肝臓。その下にあるのが卵巣や子宮、S状結腸など。」
「なので内臓が下垂していると卵巣や子宮が機能低下しますし、便秘になりやすいんですね。」

なるほど……! 言われてみれば生理痛がヒドい人はだいたい便秘もヒドい印象。そういう繋がり方かっ。

「そして整体と不妊治療はアプローチの仕方が異なるんです。」
「西洋医学による不妊治療は”今ある”卵巣や子宮に対して処置を行います。とすると”今ある”卵巣や子宮の機能が低下していたら、妊娠する可能性は下がるんですね。」

確かに。そうか。

「整体で内臓の位置を正しくすることができれば、卵巣や子宮の機能が回復します。つまり不妊治療が成功して妊娠する可能性が高くなるんです。」
「だから非常に費用の高い不妊治療ならばなおのこと、その前に整体で可能性を高めるのが、おススメですよ。」

そういうことか……! おおおいろいろつながった。
人体の神秘もなるほどだし、課題解決の解法のあぶりだし方、選択肢の多様性って意味でも。誤ると迷走して気付けないパターンだ……これまた興味深いが怖くもある。

しかしわからないことも。
“内臓が機能低下する”って具体的にどういうことなのですかね……? イメージがわきづらい。

「簡単にいうと、”浮腫んだ”状態ですね。」

うわぁぁぁそうか!! 内臓も浮腫むか! 確かにそうだ!! 浮腫むのは四肢だけじゃないんだ……
自分がもともと浮腫みがヒドいだけに唸る。
考えてみると怖い話だ。
四肢なら浮腫んだところで外に広がれるが、内臓が浮腫んだ場合、肋骨があるから外に大きくは広がれない。そのぶん内臓全体が影響受けるんだ……

こわいぞ、内臓の浮腫み。
三原さんのお話は続く。

「子宮ほど成長する臓器はないです。」

成長、ですか?

「月経時に子宮内膜は1cmくらいまで厚くなります。人間の身体でたった1ヶ月でここまで大きくなる箇所はないでしょ? 筋肉だって。」

言われてみれば。つまり周囲の臓器に及ぼす影響は下垂と一緒か。しかも毎月繰り返す。うはー。
それに妊娠中を考えると……絶句するな。1cmどころか。当時を思い返すとくるものがある。仰向けに寝ると窒息するんじゃないか?ってくらいのあの圧迫。靴下を履くのを阻む、あの腹部。
月経ですらコレなのに、あの与える影響たるや。あー……三原さんは奥さまのご苦労を見られたから理解が深いのだろか。逆かなぁ。理解が深い方だから、素敵なご家庭を築かれてるのか。

などと思考が飛んでる最中も施術とお話は進んで足首のくねくね具合に思わず笑う。

「出産直後は身体が柔らかくなるホルモンが出てるんですよ。だから出産後少し経ってから来院して施術されるとすごく身体がよくなります。直後だと柔らかすぎておススメできませんが。」

聞いたことあります。そして私はそれができなかった。
出産時に痛めた左股関節痛は10年以上の付き合いになりましたね。あれも種市さんとこでほぼ完治させていただきましたが。整体は凄い。適切なタイミングでの整体、ほんと重要。一生モノだ。

しかし身体を柔らかくするホルモンなんてのもあるんですね。って話からホルモンはたくさんあるし、バランス崩すと大変って話になり……
バランス崩す要因は種々あれど、栄養、運動、睡眠が大切ですね、とのこと。何かひとつが崩れると悪循環にハマるのだなと痛感する。だってぜんぶの話がつながるんだもの。

三原さんの目によると、私の状態は毎月良い状態になって行ってるので、栄養・運動・睡眠いずれもよい循環にのっているそう。よいホルモン出ててバランス取れてそう。
なので、このまま続けるだけでほどよいペースでよい状態になるだろう、と。今以上に余計なことしなくていいらしい。
これは嬉しいなぁ……!! そういう人間になれたのか、私。

私は遅ればせながらこうして身体のメンテナンスの重要性に気付くことができたけど。
知らなかったら……あのまま歳を重ねた自分を考えると恐ろしい。もっと早くに知っていたら……人生違ってただろな。

それもこれも、『考える力』と『闘う力』、だ。
このふたつは両輪。本当に大切だ。私はまだまだ拙い。

課題を適切に設定し。
選択肢を多くあぶり出し。
各選択肢を検討したうえで選択をする。
これが考える力。

そして行動をする。
“もういいよ”って諦めが入りながらも諦めずに考え続けるのも、闘う力。
上手くいかなかったときに他の選択肢をあぶりだすのも、闘う力。
考えたことを実現するのが、闘う力。
よりよい自分になりたいと願えるのが、闘う力だな。

ぜんぶ格闘技で養える。

施術後、確認のために鏡を向いて立つ。
と、先月も思ったが

『立ってるだけで気持ちいい!』

こんな言葉が自分から出てくるのにビックリしたものだ。
肩がよく動きすぎてビビる。

「そろそろ腕が取れますね。」

って三原さんの冗談に思わず本気で頷いてしまいそう。
三原さんなら着脱したあと、装着もさせられそう……パーツ付け替えられても信じちゃうよ。もはや外科施術を伴わない改造手術だよなー。

施術だけでもすんごいのだが、施術中にするお話がもう面白すぎて仕方ない。脳みそも施術された気分だ。癖になるなぁ……。今月もすっごい楽しかったー……。

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