s/o T氏

リングの外での逆転劇

「こんばんはー」

ここで聞く久々の声に、テンションが上がる。いらしたぁーーー! 渡部さん!!

17.06.03(土)【GSA】初心者MMA:上田さん,渡部さん
前に渡部さんがいらしたのは……1年以上前になるのかな? うわぁ。嬉しいなぁっ。
準備運動の際のテディベアのような佇まいをこっそりチェック。うぅ、渡部さんだなぁ……! そしてマット運動の安定感……スローモーションのような動きに目を奪われる。筋肉あって慣れてないとあんな動き出来ないぞ。すげぇ。

そして今日は渡部さんいらしてるので特別メニュー。寝技でスパー多めにしましょう、と! ひゃほー”(*>ω<)o”クーーッ
最初に技術練習でクローズドガードのパスガードを。これは初めて見たかも……こんなやり方あるんだな。
そして極め技・絞め技なし、パスガードのみのシチュエーションスパー。そして極め・絞めありの普通のグラップリングスパーへ。

渡部さんが相手してくださる。
スパー中にお話に花が咲く。
そういえば寺本さんと仲良しですね!?

「前にカナダ行ったときに同じ部屋になったんですよ。それ以来ですね。」

へぇぇそんなことが! 何泊ですか?

「5泊です。」

うあーそれは仲良くなっちゃいますねっ。しかもおふたりともお優しくて温かいから……目に浮かぶようです。その部屋は居心地良くてめっちゃ楽しそうだっ。

なんて話してたら気付いたらバック取られてる!?!? 気を付けてたのに何されたか覚えてない!!

渡部さんに笑われる。

しかもこれ4の字まで取られてるじゃないですかっ。
飯盛さんが”ポジション取られるだけでタップしちゃう”って言ってたヤツ!! ああっ喜んでる場合じゃないけどこれがアレですか!ってテンション上がっちゃいますね!!

「まだ締めてないですけどね。」

はい、ですね。私じゃ締められたらタップも間に合わずに上から下からなんか出ると思います。

だよなー……体格差も大きいし、ほんとは重く感じて当たり前。なのに重量感は感じてるのに重くない。ものすごく丁寧に手加減していたいだいてるぞ、これ。
途中で教わったばかりのパスガード挑戦のチャンスを数回作ってくださった。いずれももたついたのでされてくださらずに流れた。うぅ、すげー勉強になる……復習しなきゃ orz

そんなにバックポジション取れてキープできるって、やっぱり相当、練習されたんですか?

「いや、そうでもないんです。なんか取れて、得意で練習して磨きがかかった感じで。」

天性ですかぁー……そこに、努力をふんだんに上乗せ。そりゃお強いよなぁ……すげーやー……。

上田さんからはサイドポジションの抑え込み復習。まだ細かいところが怪しいのだな、たまにこうして丁寧にチェックしていただくのはすごくいい復習……

「いいですね!」

最後はそう言っていただけて、他の方のスパーでも狙って成功率はそこそこでキープできた。抑え込んで少し休憩……うし。

なのだが、

「そこから肩固め行けますね!」

言われて挑戦するも、これが……なかっなか、極まらない……肩固めがちょー苦手……それこそ、盛一郎さんにも、上田さんにも教えていただいてるのになぁ、この技。
最後の最後で時間をかけて狙うもどうにも極まらず、真綿で首を絞めるようなかけ方しかできない。上田さんがその状態から指示出ししてくださるのに、まったくうまく行かない。私のほうが息も絶え絶え。タイムアップで終わったときは、どっちがかけられてたんだかわからないくらいの疲労困憊……あかん、下手すぎる……orz

T氏はクローズドガードをかついでパス傾向があったので、三角絞めを狙ってみた。が、これまたうまくかからず。下手すぎる……三角も苦手なんだよな……ならば違う技に展開するのもアリだったのに。
サイドポジションである程度抑え込めたのと、バックを取れたのはよかったが、うーん、どうにも極め・絞めが雑でダメだな。
そんなT氏は本日、ポジティモンスターTシャツ ZST.56版を着用。人が着てるの初めて見た。
打撃練習では執拗なボディ打ちを誘発させる呪いのアイテム。寝技練習でもそのポテンシャルを如何なく発揮してみせた。
スパー中に隣からT氏の苦悶の悲鳴が聞こえるので目をやると、渡部さんにバック取られて4の字ロックもされたT氏の腹が、私めがけてサムアップしとる……!! 爆笑。サイドポジションで抑え込み中なのにうっかり緩みそうになる。危ない! あーもうこれめっちゃ写真撮りたいんですけど!
すげーな、このTシャツの笑いの持って行き方。

いつもの方とは、打撃練習のときの遊び心と余裕を一切抜きで。おおおすごい勢いで抑え込まれそうになる……! と必死ですり抜ける。体格差を活かしてなんとか隙間を見つけてはこじ開けて抜ける! けどすぐ捕まる。うぅぅ……のでまた抜ける! な応酬。バックを狙ってチョークを試みるも数回失敗。やっぱあかんー、足がフックできなくて固定できないのが厳しい。足が短いっ。
双方決め手に欠けてタイムアップ。

「回転体でしたね。」

ああ、最後に背中の上でくるくる回られたのは厳しかったです……

……じゃなく? え? 私??

上田さんから”回転体”って単語に関する解説が入る。
UWFの? 田村潔さんという方が? UWFからRINGSへ、そしてさらにその先にZSTがあり?

「……というわけで、回転体と言われたら即座に誉め言葉と理解して”ありがとうございます!”と言えるようにならないとダメですね!」

と9割7分が最高級の誉め言葉で形成されたダメ出しをいただいた。うはーーーー!!
しかもあれですね、その”回転体”ってZST.54で盛一郎さんと上田さんのグラップリングの試合で使われていた形容詞!! あんな雰囲気のことが、できていたってことですかぁっ!!! やべー……これは嬉しい……(*☻-☻*)
グラップリング最高ですやんー……楽しかったよぅ(*ノノ)

終了後、ストレッチしつつ渡部さんや皆様とお話。
今日、クラスにいらしてた方がリアルタイムで渡部さんのお父様の試合をご覧になっていたと! 興奮気味に渡部さんとお話してる姿とその内容に興味津々。知らないことがたくさんある。もっともっと動画も観たいなぁ……知りたいことたくさんだよー嬉しくて困るよーー。
それから渡部さんのこれからのお話。うあーご本人にこんな感じに直接質問できてリアルにお話を聞けるって最高だなぁ……! プロな方ならではの悩みってあるよな。大変だな。でもでも楽しみだなっ。んんんー……また試合が観たいっ。

お片付けして、みんなで春雨。最後の加圧トレーニングを終了されたおふたりも合流。
なのでメンバーは上田さん、渡部さん、LINEスタンプな方にいつもの方にT氏。面白いメンツだ。今日も丼に表れる個性。上田さんが一番大量のトッピングでデカ丼。渡部さんはなんと春雨アレルギーだそうで(!)ご飯、小さめ丼。LINEスタンプの方はバランス取れつつ上のチーズが美味しそう。私食べたことないんだよな、今度やってみよう。T氏といつもの方は肉が多めの地味目な色合い。私はバランスよく多め、かな? 最近、サツマイモが欠かせない。
食べながらの雑談が面白くて仕方ない。上田さんと渡部さんの悩みと、“闇”だか“病み”だかの濃厚さに笑う。あ、笑っていいヤツですよね?
おふたりの会話に耳を傾ける。そうかぁ、こんなふうに上田さんが少しずつ渡部さんを洗脳して、そして渡部さんの身体はこんななったんだなぁと垣間見る。
LINEスタンプな方の上田さんへの真っ当なツッコミが冴えまくる。それが出来るのはきっと同類な証拠。えーと、いい意味で。そして腹筋の強さと二の腕の美しさが、イイ。
上田さんと渡部さんの身体の大きさと丼の大きさの対比が面白くてLINEスタンプな方をつつき、指で示して笑う。
また出来たらいいですね。春雨パーティー。

上田さんの、トッピングてんこ盛りデカ丼を眺める。
あのトッピングには今日の加圧トレーニングでしたトークのお代と追加オプション代の一括払いが入ってる。……はずだったのに。どうも、おかしい。なんだろ、この変な感じは。
ふと脳内でそろばんが動く。あれ? …………あ、そういうこと?

えっ。

…………えええ? これはすげー綺麗な、見事な等価交換……マジか。
え、てことは、もしや? アレの対価にそんな値がつきますか。それに……えっ。
……律儀だなぁ……これは綺麗で見事すぎる。これは……えええマジか。してやられた。

この方から買ったもの……どれもこれも支払額以上のリターンばかりだった。この間のZST.56ですらも。むしろあれは私にとっては3本の指に入るくらいにリターンがデカい。なのに……それはそうか。この方も。あの方たちも。……たまらんな。もう。

どうやら、一発逆転の格闘家は、リングの外でも鮮やかに盤面をひっくり返してみせるらしい。気付いたら、綺麗に華麗に鮮やかに、してやられていた。
白旗だ。ここまでされたらありがたく受け取ってネタにせざるを得ない。これだから、やめられない。

太客、上等。
上田さんが用意してくださった、頭がおかしな追加オプションな対価。
楽しみだ。期待してる。

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蛋白質 / 涙の理由

「蛋白質とらなきゃ。」

17.06.03(月)【GSA】MMAグループトレーニング部(格闘技1.0h):上田さん
加圧後にぐったりした顔でそうつぶやいていたT氏。上田効果だなぁ、とニヤニヤしていた。
上田さん曰く

「筋トレして筋肉つかないなんて許せないと思えるようになったのでしょう。まだ蛋白質は伝えてないのですが、今日、伝えますよ。」

とのことで、本日の座学でその話がオープンになった。
まだ簡易版とのことだが、私もいい復習。このお題で食事を組み立てるのはパズルみたいで面白いものだ。すっかり食事をびっちりメモに取るようになったT氏。この先はどう予定と記録を取っていくのか、その工夫を見るのも楽しみだ。

食事に取り組みだして1か月。T氏の見た目は早くもずいぶん変わった。ここまでそうツラい実感もなさそうだ。
この1週間で目覚めたのは、果物のおいしさ。
それは画期的!

上田さんからの解説は栄養素とカロリーのバランスから見たときの果物の優秀さについて。
それでも普通のスィーツが食べたくなったときの考え方と、ちょっとした、でもすごくお手軽で効果的な対処方法。
あと、想像力と妄想力って大切なのだな……人間の脳みその上手い騙し方。
ボリュームあってお得な内容! メモを取る手もカタカタ動く。

そろそろ実技しますか?な雰囲気のところで話がふと『最近、泣きました?』な流れに。
T氏は年単位で泣いてないと言う。
それは由々しき事態、と話が広がる。

「涙が出る理由は何だと思いますか? 身体から何かを排出しているんです。」

「何か……?」

「これは考える訓練にもなります。考えてみてください。
涙を流すときはどんなときですか? 」

「えーと……悲しいとき。」

「悲しいとき。それから?」

「感動したとき?」

「感動したとき。感動ってどんな感動ですかね?」

「感動……?」

「例えば映画とか。犬を出すのは卑怯ですよね! あれは泣きますよね!!」

「え?」

「え? 泣かないんですか? 犬が出ても?
人としてゴミですね!」

またそういうことを朗らかかつ爽やかに笑って……
そんな上田さんは映画の予告編だけで泣くらしい。『本編観てないのに!!』と。忙しい方だな。

「『フランダースの犬』然り、泣く感動はだいたいは悲しい感動です。
悲しいのほかに、痛いときも泣きますね。」

「ああ、確かに。」

「つまり、身体はどんな状況だと判断してるんでしょうね?
“悲しい”も”痛い”も、身体にとっては同じものにあたります。なんでしょうね?」

「え……-と……ストレス……?」

「そうです。涙はストレス物質を外に出す働きをするんです。
この物質が体内で上がらないと戦闘態勢にならないので大事ですが、闘う必要もないのに上がるとダメージなので涙から排出します。」

なるほど、これも自律神経に影響あるのか……

「つまり、”泣く”って行為をしない状態。
この理由は、2パターン考えられます。

ひとつは、ストレスを受けていない状態。
もうひとつは、ストレスをため込んでいる状態。

ため込んでいる場合は排出が上手ではないと言えます。
つまり身体がすごくストレスを受けている可能性がある。泣こうと思ったほうが人生は楽なんです。

Tさんはなんで泣かないんでしょうね?」

T氏が自身のこれまでを振り返る。
最近泣いたのは、約1年前。その前は思い出せない。
学生の頃のほうが泣いていた。社会人になってから泣かなくなった。
泣かなくなったのは……仕事で病んでから。

「病むほど仕事しちゃダメですよー。」

と笑う上田さんの言葉は私の耳にも痛い。鬱病はシステム屋がよくなる病気だ。システム屋は鬱病になりやすい性格傾向の人が就きやすく、そしてなるのに充分な温床が整っている。

「どうしてそこまで仕事をしちゃったんでしょうね?」

「今思えば、そこから抜けるって選択肢が見えなかったですね。やらなきゃ、って。」

そう、倒れたら抜けられるって発想になる。でもそれすら許せなくなる。

「そして病んで、泣かなくなった。
“泣く”ってことは、”想像力がある”ってことです。
“泣かない”ってことは、悲しい出来事を見聞きしたときに、完全に自分のこととして想像して置き換えることをしていないんです。

おそらくTさんは想像力にフタをして麻痺させることでやり過ごすことにしたのでしょう。
映画で犬が出てきても、”どうせ映画だし””他人ごとだし”など多角的に見ているのでしょう。
逆に言えば、”想像力が欠如している”ともいえます。

泣ける人というのは、自分になんの関係もない人の話を見て

『あ、これは自分で言う、あれか。』

と、すぐに理解できたりします。」

あー………なるほど。

「いいとか悪いとかではなく、すぐ泣くのは、マネジメントできているということです。
“何”で泣くかを把握しているってことは、自分のストレスを把握してるってこと。
年を取るほど、オトナになるにつれてよく泣くようになるのは、自分をマネジメントしているからです。」

あー………………なるほど。
自分の泣きツボはいくつかすっとあげられる。そしてそれは確かに、ストレスなヤツだ。ちなみに一番ガチ泣きしてまともに観れない映画は『A.I.』だ。最初から最後まで号泣し通し、顔面が悲惨なことになる。あれはキツい。
そういや格闘技を始めてから泣くこと増えすぎて、もう人前で泣くのを恥ずかしく思うのを諦めたな。格闘家の方は涙もろい方が多い印象。

そして上田さんが直近で泣いた話。
一昨日、アニメ『ピンポン』の第2話を見て。
どこで泣きそうになったかって話を聞いてたら、ああなるほど……と理解できて少しうるっと来そうになった。まぁこれは上田さんの説明が上手いからだな。

しかしそう考えると……疑問に思ったことを聞いてみる。

嬉し泣きってなんですかね?

「嬉し泣きは、悲しくて泣くよりもさらに高度です。
嬉しくて泣くには、悲しいこととか嫌なことを知っていないと出来ません。

“嬉しい”と”悲しい”の目盛りの変化が、感動。
“目盛りが大きく振れること”が、感動なんです。

“嬉しい”と”悲しい”。
つまりストレスを”受けない”と”受ける”。

この両極を知り、かつ、大きく動くことが感情の変化です。
そして実は”変化”自体も、ストレスなんです。

“嬉しい”に感情がガッと動いたときに泣くのは、そういうことです。」

嬉し泣き。
過去、嬉しくて一番号泣したのは……あれだな。プロレスの試合であの方が初めてベルト獲ったの見たときだ。あの号泣っぷりは我ながら引いた。
うーむ。”自分に嬉しい出来事”があって嬉し泣きするのはまだしも……自分が獲ったわけでもないのにあそこまで嬉しくて泣くって、私の行き過ぎた想像力……妄想力と、目盛りの振り幅って相当だな……

そうして、加圧のときに聞いた、自律神経を車の速度計に例えた話を思い出す。
いろんな話はつながるもんだ。

「感情のシーソーをちゃんと動かすには、”嬉しい”も”悲しい”も知り、目盛りを作らないといけません。

例えば、”美味しい”って感情。
これは毎日ドッグフードを食べさせられていたのではわかりません。
美味しいものも、不味いものも、両方を知らなければ”美味しい”はわからないんです。
つまり、幅を広げる活動が必要なんです。」

格闘技を始めたら確かに、”嬉しい”も”悲しい”もたくさん知ったかもしれない。だからか。
そして上田さんのあの勝ったときの喜びよう。負けるときの豪快さ。あの落差は……確かにな。

「まず幅を知るためのレベル1、第1歩は食事です。
マネジメントの成功体験を積み、打破していきましょう。

鬱の人は蛋白質入れてテストステロン上げたらセロトニンが出て改善に向かいやすくなりますよ。」

なるほど、そうでしょうね。実感としてわかる気がします。

「鬱もねぇ……人間に自由意志なんてないですからね。」

ん? その話は初めて聞きました。

「身も蓋もないから言ってないです。
ちょうどいいですね。久禮さん、宿題です。調べてみてください。

“人間に自由意思はない”って話を。」

Yes, sir!
久々の宿題ですね。おもしろそーです。

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同じ穴の狢

るんるんで足取りも軽く、GSAへ。

17.05.27(土)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧0.5h):上田さん
TJさんと春雨食べたら楽しかったです!というお話。
3年も継続してるとほんとに上田さんに似ますね……途中で何度か、上田さんと話してるような気分になりました。

TJさんの変化のお話。
どうして3年続いたのか……ストレートに受け止めるからだろうなぁ。だから変化し、早かった。私よりよほど、ストレートで素直。

T嬢と久々にゆっくり話をしたらT嬢の内面の変化に感じ入った、というお話。
上田さん曰く、変化の大きさで言えばT嬢はクライアントの中でも相当上位にランクイン。これまた私より、よほど。そうですね。私の知る範囲で、上田さんのトレーナーさんとしての腕を1番評価しているのはT嬢だと思う。

T氏はこれからで……直前のトレーニングのお話を少し。T氏の課題。トレーニングを続けることで、変わるのでしょうね。
Tセンパイの話も聞きたかったけど聞き損ねたな。A嬢も。

「最近、僕のトレーニング受けてる方にずいぶん会いに行ってますね? 何かあったんですか?」

なんでしょうね? 思わず空を見る。
もともと会いたい人には会いに行く主義だったんで……おひとりお会いしたら本当によい出逢いだったから、芋づる式に会いに伺った、ですかね。あとは……会いに行かないのは逃げだと思ったからかな。
紹介者が多く、付き添いの見学が増えたら発見が多くてもっと知りたくなった。
マンツーマンでトレーニング受けてるだけじゃ得られなかった視点がずいぶん得られました。
おひとりに会うごとに、視点がひとつ、増えた感じで。自分の視点との中間地点からさらに複合的にも増えていくような……視点が増殖するような。トレーニングも、上田さんの指導も、上田さんの格闘技も、ずいぶん深みとゆとりをもって見られるようになった気がしますよ。
同時に、私のFacebookも目にする人によってはトレーニングが豊かになり、変化するきっかけになりうるのだな、と自分の価値も再認識しました。自分じゃ単なる、排泄物であっても。
人と関わるって、大事なのですね。

今日のトレーニングはインターバル短めできつめ。メンタル鍛えられるのでよし。

「手足の血管の浮き具合といい、ここしばらくで一番いい状態じゃないですか?」

そうですね。遅々としてますけどね。
私は劣等生だ。誰と比較しても、そう思う。羨ましくないと言えばウソになるけど、満足している。
格闘技の練習をしていると、私は劣りすぎてて話にならない。手加減して合わせてもらわないと、ついていけないからなぁ……不出来な自分を見せつけられるのはだいぶ慣れた。

そうして知ったのは、ひとりですべてを出来なくていいってこと。
不出来なことすら、持ち味。

こんな残念で、劣等生で、拙くて、ひとりじゃなんもできなくても。
それでも格闘技を、トレーニングをしていいんだ、楽しいんだって、知ってもらえたら。

排泄物を垂れ流してることも、意味があるんでしょうね。

17.05.27(土)【GSA】MMAグループトレーニング部(格闘技1.0h):上田さん
なかなか刺激的な、上田さんが人を識別するフィルターのお話。
T氏が引いてて、上田さんが

「久禮さんは微動だにしませんね。いずれああなります。」

と。
あら、言われて気付いた。当たり前にそうだよなぁ、と感じ入ってた。

「おかしなこと言ってると最初は苦笑いしてましたが?」

いや、そうでもなかったですよ?

「ああ、では“それ言っちゃうんだ?”の苦笑いですか。」

あー、それですね。すごく新鮮でした。
3パターンが多かったかな。

“それ言っちゃうんだ?”
“言われてみれば確かに。”
“よく意味がわからないから時間かけて咀嚼しよう”

“私にはちょっと違う”はだいぶ少ない。

そう、言われてみれば確かに……
上田さんはご自身を”頭がおかしい”と自称する。
またまたーと思っていたが、日を追うごとに、ほんとそうですね、と感じるようになった。

だが、“おかしなこと言ってる”と思ったことは一度もない。
“頭おかしい”と“おかしなこと言ってる”は同義ではない。
そして私自身が、自分の頭を“日増しにおかしくなっていく”と感じていて、“正気に返っちゃダメだ”と思っている。

さて……“頭おかしい”“正気”の定義はなんなんでしょうね?
そしてその“頭おかしい”人こそが。

TJさんの言葉を思い出す。

『気付けば思考が変えられてるんですよ。いつの間に!?って思いますよね。』

上田さんは”頭おかしい”同類の人を捜し求めている……自分の言語が通じる、本当の理解者が欲しくて。
だから人を識別するフィルターを持っている。

お話を聞きつつ、思い出していた。栄養の座学を初めて受けたとき。
その日の晩に献立を練り直し、翌日から食事をガラッと変えた。
もとがヒドかったのも手伝い、たった1~2週間で激変した。激変しすぎてビビり、上田さんに『変わりすぎなんですが、これ大丈夫ですか!?』と焦って泣きついたのが懐かしい。
その際の上田さんの『問題ないです。これから……なふうに推移します。』の予測通りに私の身体は推移し、ただただ快適になった。
物心ついたときからの”自分はこういう人間なんだ”の概念が覆された。
感動したー……
コーフンした私に上田さんが言ったのは、

「言われてすぐにやる人はなかなかいないんですよ。」

だった。なんで?とクエスチョンマークが無数に飛んだのを覚えている。

フィルターはいくつもあるのだろう。
おそらく局地的に一番わかりやすい識別方法は、上田さんに習い続けるか否か、なのだろう。
TJさんを思い浮かべる。わかりやすい。

どうして私が上田さんのクライアントの方々に積極的に会いに行くようになったのか、わかった気がした。
言語が通じる人を、探したかったんだ、きっと。上田さんのクライアントには、いそうな気がしたから。
その読みは当たっていたんだと思う。

「くれさんの白いブリ大根の写真、マジか、って思った。」

そう言うT氏は、上田さんに初めて習ってからもう1年半が経つ。空白期間が長かったが、逆をとれば、”それでもT氏はやめなかった”。

「Tさんも、早くこちら側に来てくださいね。こちら側の人間でなければ、そんなに……しません。」

思わず無言で頷いていた。
上田さんにT氏を初めて紹介したときの言葉。

“上田さんと気が合うと思うんです!”

そうでなければ、私はおそらく上田さんに紹介していない。

いつもの方。寡黙で発言少なくこそあれ、いつもさりげなく気を配り、そこにいてくださる存在感。入会時期が私より少し早いくらい。
ここ数か月、お会いするごとに身体が違う。
すげーな、と思うのだ。何より一番すごいのは、練習相手をしてくださる際、このビビりな私がリラックスして爆笑できるくらいの、その在り方。

私の言語で必須要素を上げるなら、”ココロで思っていること”と”発言・言動”が合致していることだと思う。
自分の望み、理想を知って、叶えに行っているかどうか。意識的にせよ、無意識的にせよ、言い訳して逃げていないか。
自分で自分の望みを叶えよう、”自分で自分をしあわせにしよう”という意思を持っているか否か。

“変わりたい””よりよくなりたい”と本気で願えるかどうか。
それが”こちら側”になる必須の要素。

T氏はどんなに空白期間が長くても、”変わるきっかけ”を手放すことができなかった。
“変わりたい”って願いを、諦めきれなかった。無意識にせよ。
だからこうして戻ってきた。

変わらねばな。私も。
負けてられん。

……という私は”こちら側”の人間なの、か??

寝技実技は、先週のおさらいで各種ポジション説明。
背中を向けて聞いてもわかるかどうか? だいたいわかるのが面白い。
下からの腕十字、基本パターンと、上田さんパターン。うん、前に教えていただいたことがある。まだ手がこんがらかるんだけど。面白いよねぇ、上田さんの格闘技。

17.05.27(土)【GSA】初心者MMA:上田さん
体験の女性の方が3人も。うはー。眩しい。
ので上田さんは本日、体験の方々につきっきり。常連メンバーでいつもの打撃対人練習を回す。

T氏は動きがいいんだよねぇ。抜かれるの時間の問題だよ……
いつもの方はいつも通りでやっぱり楽しい! 遊び心に挑戦。でありつつも、頭のよさに惑わされる。
異国の上手い方はスピード上げて爆速で挑戦。食らいまくりでツラいが、攻守交替の瞬間に叩き込むを心がけた。割とよかった。
初心者のデカい方はこわいので、むやみやたらと話しかけて先輩ヅラして逃げた。こういう手段ばっかりうまくなっちゃって。

寝技。部活でやった下からの腕十字をおさらい。

「そういえば勝村さんは……」

のお話に、らしい、と笑みが。
で、……………………あー……まぁ……なるほど( =_=)
本当にこの方は油断ならないというかなんというか、やっぱそうなんすかね。
思わず嬉しくなり、次いでイラっとする。
その満面の笑みが訳知り顔に見えて癪に触る。なのでぜったい言わねー。
だいたい、あなただってそうでしょうに。

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……人にいいように使われて、終わるんだよ……。

ここまで未消化なことは、これまでなかった。

17.04.29(土)【GSA】MMAグループトレーニング部(格闘技1.0h):上田さん
今日はT氏といつもの方が参加。お題はT氏から。

「栄養の話の続きを。」

1時間、座学で使い切った。

まぁ、凄かった、な……。
座学は上田さんの解説から入る。
主にT氏に対して質問をし、その回答から話が広がる。いつもの方にも振られたり入ったり。
私は単純な知識としては、復習にあたることばかりで新しいことはなかった。
のだが、途中から、T氏の反応に驚愕した。次から次に……
それを受け、上田さんが相当にエグいことを言うのだが……

「現在のTさんは、経済的に例えると“借金4000万円”を抱えている状態です。」

T氏が思わず笑う。
上田さんが私を見る。

「久禮さんが笑ってませんね。”それで済むのか?”と思っているのでしょう。」

そう……ですね……
言われてようやく、笑えてない自分に気づいた。

考えてたのは……そう、借金だけならおそらく4000万円レベル。
だが内訳が……年収に例えるなら、T氏は本来1000万~2000万くらいの能力なのに、200万のブラック企業に勤めていることに気づいてなく、かつ、この1年で借金を2000万くらい増やしたような……
経済的に例えるなら、完全に破たんしている状態だ……

本当に経済ならば、まだいいのだ。
労働基準監督署もある、自己破産なんて手だってある。でも栄養、心身の健康、さらにその先の能力までいくと数値で簡単には測りきれない。いやむしろ、”そこに尺度がある”ことを、どれだけの人が知ってるのだろう? 少なくとも3年前の私は、知らなかった。最近は漠然と感じていはいたが、今日、目の当たりにしてようやく明示的に知った。

可視化できないものは、”知っている人”しか……

ゾッとする。鳥肌が立つ。
“知らない人”も怖ければ”知り尽くして使い抜いている人”はもっと怖い。
T氏の能力年収と実際の年収の差額の800~1800万。その差額はどこへ消えた……?

初めて明示的に知った、この”尺度”が怖すぎて仕方ない。
いろんな複合要素があり、おそらく私が見たこともない演算が入ってる。

“栄養・食事”、”身体を動かす機能”、”考える力”、”闘う力”、”想像力”、”知能指数的な頭のよさ”……etc, etc
それらを複雑に絡み合わせて導き出されるその尺度。

この尺度に名前を付けるとするならば。
上田さんの〆の言葉に倣うべきだろう。

「すべては、しあわせになるためにやるんです。」

つまりこの尺度は、”しあわせになる能力”。

私が最後にT氏に向けて言った言葉。

「私なんかよりよほど、知能指数的には高くて頭がいいのに、何かが……想像力が猛烈に欠けて迷走してる……
知能指数が高いのに、想像力が欠けていると、どうなるかっていうと……」

その先の言葉は、私自身にブーメランになって返って、突き刺さってえぐられた。
とても、とても、苦い言葉だった。

1日置いて、少し消化した。わかった。
T氏はほっといても大丈夫。自分で自分の何かをつかむ。
私のほうがマズい。

未来はとても明るくもあるのだが。
一番ヒドいときだと7~8年前か。私は今のT氏より目も当てられないほど、ヒドかった。例えて言うならブラック企業に勤めることすらできず、ニートする実家すらない年収計測不能の無能力者、かつ、負債ももっとデカい状態。8000万くらいかな?
そこから5年で格闘技ジムの扉を叩けるくらいに復活……おそらく年収100万程度、そこから2年で超急激に巻き返し、上田さんの見立てによると年収600~1000万くらいまでいっている。順調にいけば、なお上がる。負債もだいぶ減らせていてコントロールできている感覚がある。2000万くらいまでは減らせたんじゃないかなぁ。
つまり経済よりも、この尺度のほうが短期間での一発逆転が相当、可能だ。
ちょっとしたきっかけを、確実につかみさえすれば。

『これが最初で最後の機会です。』

上田さんの言葉、頷く。目の前にある、これをつかめばいいのだし、もしつかまなかったら……つかまないほうがいい理由があるのだろう。いたしかたない。もしくはいつか、またつかみに来る時が来るかもしれない。そんな選択肢があるってことさえ知ってれば、大きいだろな。
少なくとも、こんな果実の存在を知ることができた。
それは、果てしなく大きい。

上田さんの今回の座学。インストラクターさんとしての手腕で驚愕したのは、1回の講義で、参加者三者三様にそれぞれに必要な”しあわせになる能力”を、提示して見せたことだ。
T氏は直接的な栄養指導として。本来の能力に見合った年収を手に入れる可能性を価値として。
いつもの方にも目の前のやりとりから派生して補足説明を入れることで、ステージにあった価値を。
私は……目がくらむ orz 一番、収穫も課題もデカい。今日、目にしたこと、教えていただいたことの価値は今後の私自身がつけるのだろう。金額にすれば、0円~∞ だ。
今回の座学、あの価格では到底及ばない、恐ろしいほどの価値のものを提供いただいた。

「久禮さんにはこれを、見ていただきたかったんです。」

最後にそう言われた。何とも言えない目で。そして補足説明を。

今回の座学で、私は上田さんから直接何かを言われることはなかった。

「久禮さんが笑ってないですね。」

と何度かときどき触れられたのみ。いろいろすべて、意図を感じる。

今日、Sさんの体験とT氏の座学。同じ日だったことがまた。偶然だったのに必然としか感じられない。
一番くっきりとした、対比。
このところいろんな方の見学をし、今日、このふたりを見たからこそ目がくらむ。数パターンを見聞きしたから、理解できた。
私が何をどう対比し、どう驚愕したのか。
うまく言葉にならない。上田さんも表現しきれる言葉を見つけられていなかった。

だが、わかる。納得だ。
到底、消化しきれていないけど、これまでほんとの意味で理解できてなかった上田さんの言葉がいくつか、少し理解できた気がする。
それでも鵜呑みにはしたくないから、これからも疑ってかかって自分の心身で試して考えるけど。

試してたはずなのだがな。
気づけば感覚が、上田さんにとても近くなってることを知った。

私は自分を、味を大切にする、こだわる人間だと思ってたのだ。
でも今日の、来る途中のコンビニで買ったプロテインドリンクをめぐるSさんとのやり取り。

「いつの間にか買ってる! いつの間に?」

え、買うって決めてたから……場所も覚えてますからね、よく買うので。

「それ、何味? おいしいんです?」

え……っと何味だっけ……飲めますよ。おいしいです。けど……スポーツドリンク味? あ、違うや。
ええぃ! いーんです、このドリンクの優れたところは100kcalで15gなところですよ!!
しかも500mlあって蓋もできるから、自分のペースで飲める。飲み終わったら捨てて終わりでお手軽!!
これが何よりおいしーんです!! これに勝る優れたところはないんです!

他にも……Sさんのあの言葉。

「鶏のササミかぁ。調理と味付けに悩むんですよね。」

えっ……調理法、味付けなんて考えたことなかった……そうか、そこは悩むポイントなのか。と、愕然。
私はレンチンしてスープに投入が基本で、レンチンしただけでもイケる。それが一番おいしい……
や、Sさんはお母さんなんだから調理法、大事です。

……が……あれ、私、味を重視する人間のはずなのに、上田さんとまったく同じこと言うようになってる……
そういえば、友人たちは皆、プロテインがなかなか口に合わないようだった。私はおいしいと飲んでいる。が、蛋白質補給が目的でなければおいしいとは思わない、な……
私の舌は相当、バカらしいと思ってたけど。

T氏の話を聞いてても、上田さんのリアクションと私のリアクション、言葉が重なることが多かった。
私は、あの方向性に突き抜けて、あの域に達するのは厳しいだろう……と思ってたのに、気付けば感覚は近い方向性なの、か…… まだ行動が追い付ききれてないけど、出てくる行動も近くなってる……。

なんか驚愕だ。あれ、私こんな人間だったっけ?

…………。
上田さんは、あんな目をするほどに、こんな表現ができるようになるまでに、どれだけのケースを、見て、何か出来ないかと試してきたのかなぁ……そしてどれだけ……

私は果実をもらって、相当、楽をさせてもらってる。

17.04.29(土)【GSA】初心者MMA:上田さん
運動です。頭使った後は、運動ですよ。
今日は人数多め。久々の方もいるな!

打撃技術は前回のストレートをおさらい&フック。
ミット打ちでT氏と組んだら「なるほど。うまい、のってる。」言われた。よし。
1分間の連打もまぁまぁ。早く身体、戻さなきゃな。1分間持ち続けるのが疲れる。まだまだ腕は鍛えたいな。

対人練習は技術練習をめっちゃ意識したというか、冒頭はそれしか使わなかった。使っても使っても、馴染みが足らない。常に同じパンチを打つって、まだまだものすごく難しい。
なりたい自分はとても遠いな。……ああやっぱ理想の自分はあるな。

寝技の技術練習は、腕十字の対処。本当にこの方の寝技は、よい。見てると嬉しくなって顔がほころぶ。
練習量が絶望的に、足らんなぁ……自分で選んでることだからよいのだけど。
いろいろやりたいことが多い。環境作り、身体作りからだな。

痛めた足は全回復まではまだ至らず。でもだいぶ良い。
ケアを出来る範囲で真面目にやったら、むくみが少し軽減した印象。やはり代謝って意味では同じなのかもなー……私の身体にとっては。

うん……いろいろと、消化中だ。格闘技は、おもしろいなぁ……いろんな側面から、世界を見られる。

[Facebook記事]

人が”何かを始めない”のは? / 既にゲームは。

さて、どう話したもんかな?と思案しながら、肉を食べに行く。

17.04.24(月)ランチ:T氏
T氏は部活で上田さんから栄養指導を受け、1週間の食事の記録を取った。そして全食事の写真を、部のグループページに投稿した。
その際のT氏と上田さんのやり取りが気になっていた。この間の土曜は出られなかったT氏。今後の宿題をどうするのかな?と思って見てたが、その話が出ない。私がその話に触れたら、上田さんとT氏のコメントのやり取りが途切れた。
思い当たる節はある……と考えつつ、Tセンパイの加圧体験を見学し、やっぱそういうことだよな……と認識を深める。
肉が焼き上がってくるのを待ちながら、とりあえずT氏に聞いてみる。

T氏は1週間、記録を取ったわけだけど、その後、どうしてる? 記録を取り続けてる? これからどうしたいとか、ある?

「あー、週末から何も記録も取ってないねぇ。」

やはりか。と、納得する。そういうことだよな。

先週の金曜日。T氏が珍しく私の席にやってきて食事の記録をチラ見させてくれて爆笑した。

『くれ氏なら笑うと思って。』

の言葉に大いに頷く。これは……すごいね…… なるほどこの食事の蓄積が、その身体になるわけだ。妙に納得した。
笑うしかないのだが、同時に引く。私ならこの食事は耐えられない。ドン引きする。
でもT氏は、こうして改めてその食生活を目の当たりにしても本当には”マズいと思えてない”し、”変わりたいと願えない”わけだよな……。

加圧トレーニング。T嬢は継続してるし、Tセンパイも要相談ながらも継続はするはず。途上で上手くいかない箇所は自ら上田さんに質問して解決していくだろう。
でもT氏はそうならない。

本気度が、掛けてるコストに出るんだよな。
T嬢、Tセンパイは毎週4000円近くを払い、時間を捻出し、約束をして上田さんのもとへ通う。約束を違える際は、連絡をして謝らねばならない。それだけの価値を見出し本気で取り組んでいる。
T氏はGSA会員ではあるものの部活で払ってるコストは少額で、心理的負担もほとんどなく休むことができる。ジムも部活も参加は義務ではない。
この現状は、私がT氏にお節介やいてて甘いからでもあり、これがテストケースだからでもあり。

だが私としてもこれはダメだな、と思う。
上田さんのあの貴重な教え。
『世の中には頭のおかしな人間がいます。僕のように。』
『命がけで断崖絶壁を降りてその向こうにある果実を獲ってきちゃうんですよ。』
『それをただ受け取って、使えばいいんです。僕をトレーナーとして雇用するのは、そういうことです。』
上田さんのあの栄養の話、命がけで獲ってきたあの果実は、本気で雇用してない人に教えていい話じゃない。そんなん、あの価値を一部に過ぎないとはいえ、身を持って知る私自身が許せない……かといって、T氏が悪いわけでもない。
上田さんが、それでも教えてくださったのは、私とT氏に機会をくださったから、そしてこのあとどうするかを見たいからなんじゃないかな。

んで。コレが欲しくて、私が、対価を払ってたんだよなぁ。
いきなり加圧トレーニングやると決意して毎週4000円近くを払うのは、重い。私を通して上田さんを知っていたとしても。さらに初めての人には? 他のトレーナーさんなら?

『人が”何かをやめる”のは、期待通りの結果が得られないから。』

こうも言える。

『人が”何かを始めない”のは、結果として得られるモノの価値がわからないから。』

だよな。

“格闘家の方は身体作りのエキスパートで、とても優れたトレーナーである。”

頷くのだが、上田さんはじめ格闘家でトレーナーの方々が『命がけで獲ってきた果実』の味と価値が、住む世界が違う人たちには『結果』として猛烈にわかりづらい……
なので過去の私やTセンパイみたいな人間がトレーニングを受けにくるのがあり得ない事態すぎて、上田さんから初回で『これが最初で最後の機会です』と言われることになる。
違う世界の住人同士の交流を深めるにはどうすればよいか? どう間口を広げ、私やらTセンパイやら必要な人たちが、見知らぬその果実の存在を知り、手を伸ばそうと思えるようにするか、格闘家でトレーナーの方々の社会的地位を上げ、もっと果実を獲ってきてもらうか……
そう考えたら、まずはもっとハードルを下げて段階を踏めたらいい、と思っていたのだ。
例えば月額800円程度で変わるきっかけをつかめたら?と。
でも単純に単価を下げるだけでは、ムリらしいとT氏を見て理解した。本気度が低いまま果実を目の前にしても、果実をかじってくれないので価値が伝わらない。
ではこれをどう解決するか? 美味しい命題が、湧いてきた。こいつに何かしらの解を導き出すのが、うちらのゲーム作りには必要だと思う。
てわけで、完全ノープランだが、T氏と会話をしてみようと思って、ランチに誘ったわけだ。

「なるほどね。」

T氏はあの食事をあんま変えようと思えてない、のかね?

「そうねぇ……変わらなきゃとは思うよ? でも自分からそこまで動けてないってのは、そういうことだよねぇ。」

だよねぇ。
なんでだろね?

「他の人はどうなの? ダイエットってだけで動けるもの?」

うーん、ダイエットは途中の手段かもね。
私は格闘技やるために筋肉つけて絞りたい、でしょ。
他の子は、可愛い服を着たいから、てのもあるよね。
あと疲れやすいから元気になりたいって人もいる。
それから、家族のため、かな。

「途中の手段ね……」

だからなりたい未来像が描けるか、かもしれないよね。
家族のためってのが一番切実だと思う。
栄養状態がいいとさ、毎日するちょっとした決断がぜんぶ、よりよい最善手が選べるようになるんだよ。場合によっては、これまで選択肢が浮かばなかったところに、選択肢が出てきたりする。
1日だけだと些細な差でも、1年2年、10年20年って積み重なると、大きい。
あのおうちの旦那さんの生涯年収が本当にがらっと変わるんじゃないかな。
まだ見ぬお子さんも、もしかしたら。
T氏は独り身だから今はそういうのないかもしれないけど、これから、さ。

「要するにそれだけ真剣に本気で取り組む人のためのもので、自分みたいな人間のモノじゃないってわけだ。」

違うよ。そんなことない。
そんな小難しいことじゃないんだよ。

「……想い描けないんだよね……」

T氏が漏らしてくれる言葉。
そうだよね、と思う。わかってて言ってる。ごめんよ。
必要だと思うのに、どうしてもがんばれないなら。
がんばれないのには、理由がある。最近、ほんとにそう思うよ。

雑でヒドいこと言うけど。
どうせほっといても、あと30年、40年生きちゃうんだよ、きっと。
だったらさぁ、よりよい暇つぶししたほうが、いいじゃん。1年だか2年だか、本気でなんかやってみてもいいじゃん? 結果が好みじゃなかったら、それで止めればいいんだしさ。それでもまだ、1割も暇つぶしできないんだから。
生きてるんだから、さ。
どう暇つぶしして、どこまでたどりつけるか……見てみるのも一興じゃない?
そしてそれを、お土産話に、さ。

T氏が耳を傾けてくれる。
だんだんと興味を持ってくれ、加圧の話をする。

「え、血管、太くなんの?」

なるなる! んーと……私は代謝機能が残念だからまだ見えづらいけれど、でもやっぱ太くなったよ!
あと本数も増えるって!

「は? 本数?」
「血管って、もって生まれたそのままじゃないの……?」

でっしょぉぉぉーーー?? そう思うよね!?!?
そうじゃないんだって!
私もその話を初めて聞いたときにビックリして、それで興味持って、加圧体験お願いしたんだー。
血管増える分、疲れにくくなって回復が早くなるらしいよ。実際、そんな感じするもん。

「……それ、イイ。」

へ? そこ?

「うん。俺さぁ、血液検査のとき、断られるのよ。血管細くて。」

はぁ……

「太くなりたい。」

そこ?

「マニアックな理由だと思うけど。」

いや、いいと思う。私も”血管増える”が一番最初に惹かれた口だから。
人それぞれだよね。
一度、上田さんの加圧体験受けてみようよ。他にもいろいろ効果あるし、どんな結果が期待できるか、直接聞いた方がいいよ。

T氏がそうする、と言ってくれた。

なんかいろいろ、判った気がする。
いいんだ、これで。

やはりあのトレーニングは既に現状が最低価格だな。むしろ今後、もっと上がっていって然るべき。
うちらの作るゲームがやるべきこと、わかった気がする。
それぞれの”がんばりたいのにがんばれない理由”にフォーカスして寄り添うことだ。そしてあのコストを払えるだけの状態になるまで見守る。続くよう応援する。
千差万別で、人それぞれで、繊細で……すげー手間暇かかるけど、どうしようもなく、大切なことだ。

がんばれないのには、理由がある。

それをなんとかしないと、がんばれないのだな。変わりたいって願えないのだな。
人間、元気でないと変わりたいって願えないんだよ。変わるにも準備がいるんだ。
まぁ別に変わらなくてもいいんだけどさ。でも……人間の特権だと思うんだよ。
“もっとよりよくなりたい”
“もっとしあわせになりたい”
って願って、行動を起こすのは。

上田さんに体験の予約をお願いしたらすぐに『バキバキにしましょう!』とお返事をいただいて、それは楽しみだな、と笑った。
筋肉だけは裏切らない。
私も最近、そんな気がする。
T氏がどんな変化を遂げていくのか。楽しみだ。

ねぇねぇ、Facebookでネタにしていい?

「へぃへぃ。お好きにどーぞ。」

ありがとー!

最近、書くことで広がりを感じる……
読んでくださって、感想くださったり、やってみたいと言っていただいたり……

ピラティスな方がTセンパイのためにと、すごく真剣に有益なアドバイスをくださった。

リバウンドしないための取り組み方のコツ。
みんなで楽しむこと。
なぜ楽しむことがよいのか?
垂涎すぎて電車の中で目がハートマークになった。こういう世界があるのね!!
そのままTセンパイ、T嬢にピラティスな方からアドバイスいただいた!と伝える。みんなのモチベーションが上がる。
そう、ムリせず、楽しもう……
しかしピラティスな方……アドバイスと知識を、Tセンパイに直接じゃなく、私にくださるのね。
『Tセンパイを、よろしく』
その言葉は幾度か聞いた。
その意味するところは……ひとりでがんばるのはつまらないから……その応援をする人として、私に某かの期待、もしくは面白みを見出してくださっている……? いただいたタネを、どう使うか……
これを広げる……
そうね……上田さんやピラティスな方だと、本職過ぎてガチすぎる。がんばれない人を理解しづらいだろうし、あの方々の持つ果実は威力が強すぎて対価なしに放っちゃいけないモノばかり。
その点、私は程よい中間地点にいる。

そうか。
ピースの凸凹がカチリとハマる。
私が好きで、得意な分野か。”感情”と”意識”を見守り、メンテナンスすることは。
身体を機能的に動かすための重要な因子のひとつ。
ミクロでもマクロでも、システムを安定稼働させるための、大事なパーツ。
私が担うのは、担ってるのは、それか。

ふと不思議な感覚に陥る。
既に私はもう、ゲームを作りながら遊んでるんじゃないか……?
この一連の感覚こそが私が欲しかったものだ。
自分の予想を超えて広がって、何かが動いて、変わりたいと願う人が最善な方法で楽しみながら変わって……関わりあい。さらに輪が広がり。
それを見てくれる人がいて。応援してくれて混ざってくれて。
新しく何かを勝ち取る。自分に出来ることを再発見する、この喜び。
これこそが。
私のやりたい、テーブルトークRPG。テーブルの上、脳内の妄想を超えて現実世界に広がる。めっちゃリアルなソーシャルゲーム。
私視点で文章を紡いでいるからGMが私に見えるけど、関わってくださる方、読んでくださる方、ひとりひとりがみんなGM。だって読んだら必ず、何かしらの影響を受けるから。世界を見る目に、レイヤーが1枚、重なるから。知らぬところで読んでいただいて感想もらって感動した。私の脳みそを超えて、世界が広がってる。
書くのは私でも、読まれたときに何が起きるか……それはもう、私の手の及ぶことじゃないんだな。
それぞれのストーリーがある。幾重にも重なり、オーロラのような深みのある色合いを醸し出す。
やべー……おもしろく、なってきた……。

[Facebook記事]

エビデンスは語る

最近、Facebookで会社の方々と繋がりだしたのはこのへんが理由だったりする。
T氏が本気で身体作りに挑戦する企画はじまりー♪
T氏は、あのT氏ですよ(・∀・)

17.04.15(土)【GSA】MMAグループトレーニング部(格闘技1.0h):上田さん
……の前に。当の本人・T氏がなかなか来ないので雑談をしてた。上田さんは蛋白質補給にサラダチキンを召し上がりつつ……なのだが。
思わず笑う。

前々から思ってましたが、一度に口に入れる量が多すぎません? 溢れんばかりで……

「ほんらことないでふお!?」

不本意!!と目をかっぴらいてモゴモゴ勢いよく言う。

いやだから言えてないから……せめて飲み込んでから喋ってください……

って言葉は爆笑に阻まれて口から発せられない。
上田さんいわく、味蕾が舌の全方位に存在するから……
サラダチキンを飲みくだした上で、ちょー上から目線&ドヤ顔で言い放たれる。

「舌がぜんぶ食べ物で360度包囲されてる状態が一番美味しいんですぅーー」

なんで小学校の学級委員長みたいな語り口なんすか……これはこれでくるものがこのやろう。
やめときゃいいのに思わず口をついて言ってしまう。

味蕾にぜんぶ触れてたらいいだけなら、一口あたりの量をもう少し減らしてもよくないですか? いくらなんでも多いですって。食物の総量だって変わらないわけだし……

って言った途端に、くわっ!?!?と目ん玉かっぴらいてなんかたくさん言われる。マズい、まためんどくさい地雷踏んだ。えーと覚えてるのは

「すでにしょーめーされてるんれふー」
「えびれんすをもってきてくらさい!!」

自ら暴露されてたが、要するに“エビデンス”って単語を使いたいだけ、と。

「はい論破!!」

うーむ。いやー笑った。
論破されて笑い転げる癖はなんなんだろう。つい可笑しくて……そーいや、東北から帰ってきて“巨大化した”と散々言われたときも、うっかり笑いすぎて怒られてることにしばらく気付かなかった。てか、怒り方が一般からズレすぎてて可笑しい。悔しくはとてもあるのだが、ふぅ……笑った。
まー、こんな書き方したらまたなんかされそうだが……ネタにされるの解っててやってるよなぁ? お互い様で不毛な……

さておき、栄養のお話。
上田さんの流れるようなお話。T氏、いつもの方と問いを混ぜつつ話は進む。
ベースとなるお話は、実は既に学校で習っていることだ。それこそ、小学校から。
それに上田さんならではの例え話が乗っかる。さらに上乗せで学校で習わなかったことをプラスアルファ。すると、説得力がさらに増す。
またそのお話は数字や実例を伴うのでシステム屋には至極、わかりやすい。

本日出た宿題は、こちら。

「まずは1週間、自分の摂った食事の記録を取って下さい。」
「がんばらずに。これまでどおりの食事を続けた上で、記録して下さい。」

まずは、現状を知ることから。私も久々にやるか。

その後の上田さんの言葉が、一番、伝えたいことなんじゃないかと思う。

「栄養面においても、格差社会です。
栄養についての情報を持っている人と、持っていない人に恐ろしいほどの格差が生じます。
インターネットで調べればすぐにわかることなのに、この発想は自らの中からのみでは捻出できない。周囲から情報のきっかけを得られるかどうかなのですよ。」

そうね、と思う。
この話を初めて聞いたときにも感じた。小学校で習ったことだし、中学でも高校でも。ネットにも転がってる、と。
でも上田さんに改めて教えてもらわねば、私の中では芽吹かなかった。

『怪我をして練習ができない私に、アドバイス下さい』

で怪我のケアや予防を教えていただくのかなと思ったら、教えていただいたのは栄養の話だった。あの時言われた言葉。

『人の身体は何から出来上がるか知っていますか?

……口から取り込んだ食べ物です。それですべてが出来上がってるんです。』

この髪も、と長い前髪をつんつん引っ張っていた。

上田さんの言葉に熱がこもる。

「Tさん。これを逃すとおそらく二度と、手に入らないですよ。
食事も、筋肉の付け方も。誰も教えてくれません。
なんでだと思います? みんな言わないのは。

……嫌われたくないから、ですよ。
家族にすら言いません。ギクシャクしますから。」

確かに、と思う。T氏をGSAにつれてくる際、最後は私がブチ切れて連行したのが実情だ。あれは仲違いになったっておかしくなかった。
それに、実家に自分のいつも食べてるスープを初めて導入する際も。ドキドキした。
最初は自分用にのみ作るって行動に出たのだ。”食べろ!”なんて強制しても受け付けられるはずがないから。まずは実家で食べるものに困り、実家での自分の食事を切実になんとかしたかっただけ。
それがスムーズに進んだのは、母がつまみ食いをしたからだ。そして母は実は鋭敏な舌を持っていた。

『あんなに鶏肉って美味しいのね! 食べたい! みんなのぶんも作って!!』

だから導入がスムーズに進んだのだ。母が望んでくれたから。そうでなかったらたぶん衝突してケンカになってた。

嫌われることをなぜ上田さんは丁寧に教えてくれるか?
それは上田さんはお金をもらっているから。嫌われてもいいのはお仕事だから。
だからこれがきっと最後の機会。
これを掴むか掴まないか。

それは自ら決めるしかない。
でもそれはある程度まで慣れれば難しいことではない。

「味蕾がどうして存在するか……”美味い”って感覚はなんで在ると思いますか?」

「快感を感じることによって生きられるから、ですか?」

「そうです。栄養を摂取するためのシステムなんです。なので正しいものを入れれば美味しいと感じるように人間はそもそも出来てます。
なので、ダイエットは辛くないんです。美味しいと感じるものを摂取するのが結局は、美味しいのだから。」

そうね。これも頷く。
うちの母は毎朝

『このスープが一番美味しい!』

とものすごくいい笑顔で食べてくれる。
毎日食べてるのにね?というと、こう返す。

『だって毎日感動するんだもん! ご馳走。至福の味!』

その笑顔が何よりの調味料だなと思いつつ私も食べている。
母の言動が、上田さんの言葉を確かに証明している。

脳がジャンクなモノを欲するのは誤作動を起こしているから。脳みその仕組み……システムは、実は脆弱で誤作動を起こしやすい。
でも逆に言えば、それを利用するのも簡単なわけだし修復も可能だ。一定期間をとって、やるべきことをやっていけば脱却する。

上田さんがT氏に問う。

「Tさんはどうして太ったんだと思います?」

「食事量が増えたから、ですかね。社会人になってから、付き合いが増えて。」

「その理屈だと社会人は全員、太っていそうですね。でもそうではない。なぜですかね?」

「うーん……ああ、知らないから、ですかね。」

「そうです。知識不足だからです。飲み会も気合いの有無も理由にならないんです。
栄養は揺るぎない事実、結果が出ている分野です。やらないと損なんです。」

長く実りのある話を満足そうに振り返り、上田さんが〆る。

「エビデンスは、揃ってます。」

ああ……エビデンスって単語が、使いたかったんですね。
そのために1時間つかったんかい。

17.04.15(土)【GSA】初心者MMA:上田さん
人数多いな。国際色豊か。
マット運動。三半規管が以前くらいの弱さに戻ってきた感じがする。少しずつ復調できてきたかな。倒立前転もある程度のレベルの出来に安定してきた。たぶん。

対人練習。
自分の歪みを見つける。判断と扱いに困る。まぁ自覚しておこう。

デカい方と。正座でないならまたやることが変わってくる。
どうしようかな?と考え、3月に佐々木さんに教わったこと、そして最近、上田さんにやられて嫌だったこと、最初にやられたのはいつもの方だったなーなんてのを思い出しつつやってみる。自分じゃあまりやったことないが間合いが取りやすい。
案の定、先方は困られて、タイムアップ時に「なるほど……」と仰られていた。はい。
とか言って、自分でこれ、対処しきれないやつだから自分も攻略できるようにしないとなんだけどねーーー

T氏は実はすげー巧い。
他の方と組んでるとき、離れたところで

「Tさんは身体作ればアマチュアの試合ぜんぜん出れますよ」

と上田さんに本気で言われてるのに耳を傾けて内心で激しく同意する。ヤバいんだってほんとに。あの加速度は羨ましすぎる。
のでつい危機回避本能刺激されてビビる。うへーー。うっかり殴っちゃうのは手加減なんて出来ないくらい巧いからなんだってばさ。私より巧いだろ。弱点はスタミナだね。それもそのうち、克服するだろうけど。

いつもの方はいつもどおりに。なんとなく、何を目指すでもなく遊び心に挑戦している。つい感嘆するし、笑うなぁ。遊んでくださって嬉しい。

寝技練習は足関。2本しかないし長くもないのに絡まるのはなんで。短いからか。くそぅ……

終了後はいつもの方が練習に付き合ってくださる。ローキック、ミドルキックの受け返し。1万回、2万回……まだまだ遠いな。
ミドルキックがバランスとりやすくなってきた気がする。筋肉と、三原さんの手技のおかげ。練習量減ってるけど、できるだけ弱くなりたくない……自主練が積極的にやってければいいな。

そして何より、身体づくり。面白くなってきた。積極的に、面白がりにいきましょ。

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