trn 加圧トレーニング

戦闘準備

うん、黒くなって前髪が少なくなってる。短くはない。戦闘態勢だな。

■17.07.08(土)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧0.5h):上田さん
■戦闘準備
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革命家の思考

何やらスマホを見て頭を抱える上田さん。

■17.07.01(土)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧0.5h):上田さん
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たったひとつの、果実を

容赦のない話をいくつも披露されて唸り、高まったベンチプレスの負荷をきっちりやっつけたその後に。

17.06.17(土)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧0.5h):上田さん
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承認欲求の健全な満たし方

お会いして早々に上田さんに検分され言われる。

17.06.10(土)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧0.5h):上田さん
「いいですね、小さくなってますね!」

おおおこれまた嬉しい!! しかも早々に言われるとはなかなか。
飯盛さんに“デカくなった”言われてきました!と報告すると、四肢と体幹近くの違いを言われる。
四肢の筋肉が際立ってきた分がデカく見え、体幹に近い部分が絞れてきてるから小さく見える。
おんもしろいよなぁ……“デカく”も“小さく”も見える、この変化。
だとすると自分で恐れたような“餓鬼っぽさ”はないと見受けられる。ちゃんと生気溢れた野生っぽい人間に近付けてるかな?

飯盛さんに言われた。

「ちゃんとしたトレーナーについてると、違いますからね。」

ほんとですよね。格闘技練習と身体作りは、別々に考えて取り組まなきゃいけないんだ。
上田さんに身体作りを教わりだしたのは、格闘技を始めてから半年は経っていた。今思うと、あんなにヒドい状態の身体で節操なしに練習しまくってたのは危なかった。
だからこそボロボロになり、身体について真面目に考える土壌が出来て、上田さんの教えが凄い勢いで染みこんだのだが。

“困らないと変われない”。
これってほんとだ。

なので、“困ってる”と言いながら“変わらない”人はほんとは困ってないのでしょうね、というお話。
何を“恥ずかしい”と思うのかは人それぞれの価値観で自由だし、いいんじゃ?と思いポーカーフェイスで聞くつもりだったのだけど

「本音が出てる」

的な指摘を受ける。基本、顔に全部出る。うむ。

まーなんつーか……承認欲求は人である以上、絶対存在する仕様。
その仕様を活かせずに振り回され、甘ったれて他人様の時間とエネルギーを奪うのが1番浅ましくて醜悪で恥ずかしい生き方だよな。気付くの難しいし、私もやらかしたことが多々ある。
自省込みで思うが、あーいうのって、ストロークなら何でもいいって言うのが浅ましい。“巻き込む“巻き込まれる”になったら距離おいて逃げるが吉だよなー。
承認欲求は活かせれば、他人様にまでしあわせを広げられるこの上ない優れた仕様。だけど、難しい。
それでも私は、気付けたものな。他人の振り見て我が振り直そう。

そう……“望みを素直に叶えに行く”のは、意外と難しい。

“承認欲求を直視して、いかに綺麗に叶えるか?”

それには“変化”が必須だが、脳みそは“変化を恐れる”。ストレスだもんね。
それを超えて、変化したいと願う自分を受け入れる、力と勇気。
成功体験でコツコツ築くしかないけど、疑似体験もありなのかな。

想像力が健全に備わってれば、ヒーローに重ね合わせて疑似体験できる。成功も、失敗も……失敗を活かし立ち上がる姿も。
“他人事にせず、自分に重ねて見る姿勢”は活きるのだろなぁ。ただ、“自分と他人の境界を引く”のが大前提。凄いのはヒーローで、自分じゃない。

ならば怖いのは、誰かに重ね合わせて“自分が勝った気になること”。“負けた姿から目をそらすこと”。

自らは安全な場所にいるばかりで。
負けることすら出来ないこと。
それに気付けないこと。

負けの方が多いのだ。遙かに。
柳井正さんは『一勝九敗』、安藤忠雄さんは『連戦連敗』。負け方を知ってるから、勝負に出続けられる。だから数少ない勝機をつかめる。
生きてる限り、勝負は続く。一時的な負けは、恒久的な負けを意味しない。だから死ぬまで終わらない。終わってくれない。
どんなすごいヒーローも、私の勝負で私の代わりに勝つことは出来ない。
私の勝負は、私のもの。
ヒーローの勝負は、ヒーローのもの。

自分が凄くなるには、自分のことを、がんばらなくちゃね。ヒーローに、力と勇気をもらって。

「あの人があんなにがんばってるのだから、自分もがんばるんだ。」

そう思える人にどれだけ出逢えるか。
それは間違いなく人生の豊かさを示す指標のひとつだろう。
私の人生は豊かだな。ありがたいことに。
自分も、そう思われる人で在りたい。
それこそが、健全な承認欲求の満たし方だろう。

トレーニングはきつめ。
小さくなってる分、馬力が下がる。望む自分に近付いてる証。
それでも意地でもこなしてみせる。もっともっと、力が欲しい。

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新たな商品は / 自律神経の復調

「この話の続きは課金制です。」

17.06.03(土)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧0.5h):上田さん
なんなんすかそれ。………………いくらですか。

「200円です。この絶妙な価格設定!」

自分で言わないでください!

「僕はお金が大好きなんです! 世の中にあるものすべてお金にしか見えません!」

知ってますが!!

「久禮さんのこと裏でなんて言ってるか知ってますか? 太客です!」

やかましいわ!!! 裏で言えや!!!
だいたいなんで”気持ち悪い”だの”怖い”だの予告されてる話に200円払わないといけないんですか!!

…………

ほんとに気持ち悪いしッ!?

「この続きは100円です。」

なんなんすかそのぼったくり!! 刻みますか、そこで!?!?

「じゃぁ月額1000円でいいです。」

なんで値上がりした上に定額制契約にすり替わってんですか、おかしーでしょッ!!!!

しかも結末後に追加で提示されたオプション500円がどうにもそそられる。提示するほうも頭おかしければ、本気で乗るほうも頭おかしい。
腹筋しながらガチで思案。さて、どうなるかな? 有言実行を期待。

スクワット中に検分される。

「いい感じですね。代謝機能が少しずつ正常に近づいています。自律神経が整ってきましたね。」

ん? どのへんで判断されたんですか?

「汗をかく量が以前ほどではなくなりましたよね?」

あー……かきますが。そう、かな……そう、かも? 自覚薄いが……
あ、でもそうだったな。異常な汗かきが功を奏して聞けた雑談があったな、と思い出した。あのときに比べれば。

そこから交感神経・副交感神経の話。その調節。
車に例えられ、イメージがついた。日々の生活、営みを、制限速度が頻繁に変わる道路に見立て、身体を車に見立てる。
世の中には速度の目盛りが1km/h単位で小刻みな人もいれば、20km/h単位の雑な人もいる。つまり、“緊張すべきとき”と“リラックスすべきとき”の判断が雑、もしくは誤作動。
また、アクセルと車の連結がおかしい人もいる。踏んでも狙った通りの速度が出ない。つまり“マズい、戦闘態勢になろう!”てときに弛緩して能力発揮できなかったり、“今は問題ないからゆったりしよう”てときに緊張して無駄に疲労する。
目盛りが細かい方が、そして連結がスムーズな方が生きていくのは遙かに楽だ。逆は無駄にハードモード。

私の場合は目盛りも連結もどちらもイカれていたのが、少しずつ正常に戻ってきている、と。なんとなく、納得。

なんですかね……トレーニングと栄養と、両方が効いた?

「そうですね、両方です。特に、トレーニングです。
“こんな勢いで汗かいてたら、体温調節おかしくて死ぬ!!”と身体に教えないといけません。
身体は、ストレスをかけないと変わらないんですよ。楽をしているとそのままでいいや、となる。」

あ、わかるな……身体だけじゃないかも。人間そうですよね。
“困らないと、変わらない”。

「なおかつ、1度や2度のトレーニングでは変わらない。
年単位でやらないと変われないんです。
やってきたことが、実を結んでるんですよ。」

なるほど。
……それは、嬉しい、な。
まだまだだけど、少しは人間っぽくなってきたんすかね……

ちょうど今日、”じわじわと、変わるものなんだな……”としみじみ実感していたことがある。
この私が、”夕べ食べ過ぎた、今日は食べたくないな……”と1食も食べないままここに来た。内臓の様子を鑑み、プロテインすら、摂ってない。カタボリック承知で摂らなかった。筋肉より、脳みその変化と内臓優先。何せ、私には画期的すぎる。

これまで意図的に、”食べたいけど食べない”はやったことある。”食べたくないけど食べたい”で食べたことはしょっちゅう。
“食べたくないから食べない”は、初めてなのだ。そして過去の教えを照らし合わせるに、そのほうが代謝機能は回復して、結局は身体のためになる。つまり、それが出来なかったから、私の代謝機能はおかしかったし、自律神経もますます狂った。悪循環のスパイラル。

それも、私には必要なことだったけど。遺伝も大きかったし、そこまでしないと生きられないときがあった。そこまでしても生きていたかった浅ましい自分はとても大好きだ。
そしてそろそろ、楽になっていいとこまで来れたんだ。栄養の座学はがんばってきた自分に与えられた、飛び切りぴかぴかのご褒美な果実。あの状態を味わってきたから、果実の価値が身にしみてわかる。

栄養の座学を受けて食事は即座に変えた。基本の食事はすぐに定着したけど、ときどき無性に焼いた甘い小麦粉を欲する衝動が湧き起こるのだけはどうにも収まらなかった。
空いた穴を焼いた甘い小麦粉で埋めるように紛らわせていたのが、甘くてももう少しヘルシーなモノや、果物、もしくはお肉で代替可能になる場合が少しずつ増えた。
加えて、今日のように前後の食事でバランスを取れるケースも。
そして、前なら手が伸びただろな、と思うときにそもそも伸びなかったり。衝動自体が減った。

たぶん、栄養よくして、神経回路を整えて、少しずつ変わってきたんだろう。私にはズバンと断ち切るように変えられるとこと、ゆっくりじわじわとしか変えられないとこと両方あった。
いろんな変化の仕方があるものだ……ちゃんと、変わるんだな。

説明を聞いて腑に落ちたことがある。
汗だけじゃない。そもそもの感覚や感情もだ。
特にリラックスすべきときにリラックスできないケースは多かった。そのせいで怒りや哀しみや不安が暴発すること、多かったよな。
そう考えるとずいぶん、生きやすくなったもんだ。
で、まだまだこれからだろうな。まだ浮腫はヒドい。衝動はまだ湧き起こる。平均よりまだ高めだろう。
てことは、もっと生きやすくなることだろう。
そうなった私は、何を為せるかな?

衝動と感情に振り回され続け、必死に抑圧してきた。今の速度がよくわからないままアクセルもブレーキもべた踏みするような日々。
それが、速度計が適切に現状を知らせてくれ、アクセルが狙うとおりに身体を動かしてくれ……ブレーキを必要なときだけ踏めば済むようになったら。暴走が減り、ベタ踏みが減り、そのエネルギーが不要になったら。

それをもっと好きなこと、大切なことに使えるようになったら?

それこそが真の、本当のご褒美。
……楽しみだなぁ。

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同じ穴の狢

るんるんで足取りも軽く、GSAへ。

17.05.27(土)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧0.5h):上田さん
TJさんと春雨食べたら楽しかったです!というお話。
3年も継続してるとほんとに上田さんに似ますね……途中で何度か、上田さんと話してるような気分になりました。

TJさんの変化のお話。
どうして3年続いたのか……ストレートに受け止めるからだろうなぁ。だから変化し、早かった。私よりよほど、ストレートで素直。

T嬢と久々にゆっくり話をしたらT嬢の内面の変化に感じ入った、というお話。
上田さん曰く、変化の大きさで言えばT嬢はクライアントの中でも相当上位にランクイン。これまた私より、よほど。そうですね。私の知る範囲で、上田さんのトレーナーさんとしての腕を1番評価しているのはT嬢だと思う。

T氏はこれからで……直前のトレーニングのお話を少し。T氏の課題。トレーニングを続けることで、変わるのでしょうね。
Tセンパイの話も聞きたかったけど聞き損ねたな。A嬢も。

「最近、僕のトレーニング受けてる方にずいぶん会いに行ってますね? 何かあったんですか?」

なんでしょうね? 思わず空を見る。
もともと会いたい人には会いに行く主義だったんで……おひとりお会いしたら本当によい出逢いだったから、芋づる式に会いに伺った、ですかね。あとは……会いに行かないのは逃げだと思ったからかな。
紹介者が多く、付き添いの見学が増えたら発見が多くてもっと知りたくなった。
マンツーマンでトレーニング受けてるだけじゃ得られなかった視点がずいぶん得られました。
おひとりに会うごとに、視点がひとつ、増えた感じで。自分の視点との中間地点からさらに複合的にも増えていくような……視点が増殖するような。トレーニングも、上田さんの指導も、上田さんの格闘技も、ずいぶん深みとゆとりをもって見られるようになった気がしますよ。
同時に、私のFacebookも目にする人によってはトレーニングが豊かになり、変化するきっかけになりうるのだな、と自分の価値も再認識しました。自分じゃ単なる、排泄物であっても。
人と関わるって、大事なのですね。

今日のトレーニングはインターバル短めできつめ。メンタル鍛えられるのでよし。

「手足の血管の浮き具合といい、ここしばらくで一番いい状態じゃないですか?」

そうですね。遅々としてますけどね。
私は劣等生だ。誰と比較しても、そう思う。羨ましくないと言えばウソになるけど、満足している。
格闘技の練習をしていると、私は劣りすぎてて話にならない。手加減して合わせてもらわないと、ついていけないからなぁ……不出来な自分を見せつけられるのはだいぶ慣れた。

そうして知ったのは、ひとりですべてを出来なくていいってこと。
不出来なことすら、持ち味。

こんな残念で、劣等生で、拙くて、ひとりじゃなんもできなくても。
それでも格闘技を、トレーニングをしていいんだ、楽しいんだって、知ってもらえたら。

排泄物を垂れ流してることも、意味があるんでしょうね。

17.05.27(土)【GSA】MMAグループトレーニング部(格闘技1.0h):上田さん
なかなか刺激的な、上田さんが人を識別するフィルターのお話。
T氏が引いてて、上田さんが

「久禮さんは微動だにしませんね。いずれああなります。」

と。
あら、言われて気付いた。当たり前にそうだよなぁ、と感じ入ってた。

「おかしなこと言ってると最初は苦笑いしてましたが?」

いや、そうでもなかったですよ?

「ああ、では“それ言っちゃうんだ?”の苦笑いですか。」

あー、それですね。すごく新鮮でした。
3パターンが多かったかな。

“それ言っちゃうんだ?”
“言われてみれば確かに。”
“よく意味がわからないから時間かけて咀嚼しよう”

“私にはちょっと違う”はだいぶ少ない。

そう、言われてみれば確かに……
上田さんはご自身を”頭がおかしい”と自称する。
またまたーと思っていたが、日を追うごとに、ほんとそうですね、と感じるようになった。

だが、“おかしなこと言ってる”と思ったことは一度もない。
“頭おかしい”と“おかしなこと言ってる”は同義ではない。
そして私自身が、自分の頭を“日増しにおかしくなっていく”と感じていて、“正気に返っちゃダメだ”と思っている。

さて……“頭おかしい”“正気”の定義はなんなんでしょうね?
そしてその“頭おかしい”人こそが。

TJさんの言葉を思い出す。

『気付けば思考が変えられてるんですよ。いつの間に!?って思いますよね。』

上田さんは”頭おかしい”同類の人を捜し求めている……自分の言語が通じる、本当の理解者が欲しくて。
だから人を識別するフィルターを持っている。

お話を聞きつつ、思い出していた。栄養の座学を初めて受けたとき。
その日の晩に献立を練り直し、翌日から食事をガラッと変えた。
もとがヒドかったのも手伝い、たった1~2週間で激変した。激変しすぎてビビり、上田さんに『変わりすぎなんですが、これ大丈夫ですか!?』と焦って泣きついたのが懐かしい。
その際の上田さんの『問題ないです。これから……なふうに推移します。』の予測通りに私の身体は推移し、ただただ快適になった。
物心ついたときからの”自分はこういう人間なんだ”の概念が覆された。
感動したー……
コーフンした私に上田さんが言ったのは、

「言われてすぐにやる人はなかなかいないんですよ。」

だった。なんで?とクエスチョンマークが無数に飛んだのを覚えている。

フィルターはいくつもあるのだろう。
おそらく局地的に一番わかりやすい識別方法は、上田さんに習い続けるか否か、なのだろう。
TJさんを思い浮かべる。わかりやすい。

どうして私が上田さんのクライアントの方々に積極的に会いに行くようになったのか、わかった気がした。
言語が通じる人を、探したかったんだ、きっと。上田さんのクライアントには、いそうな気がしたから。
その読みは当たっていたんだと思う。

「くれさんの白いブリ大根の写真、マジか、って思った。」

そう言うT氏は、上田さんに初めて習ってからもう1年半が経つ。空白期間が長かったが、逆をとれば、”それでもT氏はやめなかった”。

「Tさんも、早くこちら側に来てくださいね。こちら側の人間でなければ、そんなに……しません。」

思わず無言で頷いていた。
上田さんにT氏を初めて紹介したときの言葉。

“上田さんと気が合うと思うんです!”

そうでなければ、私はおそらく上田さんに紹介していない。

いつもの方。寡黙で発言少なくこそあれ、いつもさりげなく気を配り、そこにいてくださる存在感。入会時期が私より少し早いくらい。
ここ数か月、お会いするごとに身体が違う。
すげーな、と思うのだ。何より一番すごいのは、練習相手をしてくださる際、このビビりな私がリラックスして爆笑できるくらいの、その在り方。

私の言語で必須要素を上げるなら、”ココロで思っていること”と”発言・言動”が合致していることだと思う。
自分の望み、理想を知って、叶えに行っているかどうか。意識的にせよ、無意識的にせよ、言い訳して逃げていないか。
自分で自分の望みを叶えよう、”自分で自分をしあわせにしよう”という意思を持っているか否か。

“変わりたい””よりよくなりたい”と本気で願えるかどうか。
それが”こちら側”になる必須の要素。

T氏はどんなに空白期間が長くても、”変わるきっかけ”を手放すことができなかった。
“変わりたい”って願いを、諦めきれなかった。無意識にせよ。
だからこうして戻ってきた。

変わらねばな。私も。
負けてられん。

……という私は”こちら側”の人間なの、か??

寝技実技は、先週のおさらいで各種ポジション説明。
背中を向けて聞いてもわかるかどうか? だいたいわかるのが面白い。
下からの腕十字、基本パターンと、上田さんパターン。うん、前に教えていただいたことがある。まだ手がこんがらかるんだけど。面白いよねぇ、上田さんの格闘技。

17.05.27(土)【GSA】初心者MMA:上田さん
体験の女性の方が3人も。うはー。眩しい。
ので上田さんは本日、体験の方々につきっきり。常連メンバーでいつもの打撃対人練習を回す。

T氏は動きがいいんだよねぇ。抜かれるの時間の問題だよ……
いつもの方はいつも通りでやっぱり楽しい! 遊び心に挑戦。でありつつも、頭のよさに惑わされる。
異国の上手い方はスピード上げて爆速で挑戦。食らいまくりでツラいが、攻守交替の瞬間に叩き込むを心がけた。割とよかった。
初心者のデカい方はこわいので、むやみやたらと話しかけて先輩ヅラして逃げた。こういう手段ばっかりうまくなっちゃって。

寝技。部活でやった下からの腕十字をおさらい。

「そういえば勝村さんは……」

のお話に、らしい、と笑みが。
で、……………………あー……まぁ……なるほど( =_=)
本当にこの方は油断ならないというかなんというか、やっぱそうなんすかね。
思わず嬉しくなり、次いでイラっとする。
その満面の笑みが訳知り顔に見えて癪に触る。なのでぜったい言わねー。
だいたい、あなただってそうでしょうに。

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“人間”の定義って?

DEEP JEWELS観たかったですよねぇ……でも土曜は難しい。今日も通常営業ですね、とご挨拶。

17.05.20(土)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧):上田さん
今日はT氏が私より前の時間にトレーニング。上田さんの「がんばってましたよ」のコメントから広がり、私が紹介した方々の個性豊かなトレーニング状況をうかがう。
課題や目標が各自それぞれならば、改善の取り組みもそれぞれ。ひとりひとりの人となりを私自身がそれなりに知ってるうえで、ひとりひとり見学させてもらったので、理解が深まりとても面白い。差異や、上田さんのアプローチの仕方も聞いてるとすごく勉強になる。翻って自分はどうだ?って観点でも。してみるもんだ。見学。

本当に食べることが好きな人は

「自分は食べることが好きで、美味しいもの食べるとしあわせなんです。」

とは言わない、というお話。

え? じゃぁなんて言うんですか?

の問いに対する答えに唸る。うーむ。なるほど。
同様のことは異性の好みにも当てはまる。へぇー……そう、なのかもしんない。私自身が元々雑なんだよな。なのでまだなんとも。

派生して、大好きで大切な人を笑顔にするのにどんな方法があるか?のお話。
安易な方法に頼るのはつまりはパワーがないってことで、いっそ罪、と。ペットを愛でるようにしか大切にできないなら、人の人生を背負う資格はない、と。
わかる。というか耳が痛い。
人を笑顔にする手段をどれだけ持ちうるかは、その人の力量だなぁ……いい歳して広げてないってのは、確かに罪だ。目先の笑顔でなく、その先の笑顔……自分がいなくなっても、その人が笑顔でいられる何かが残せたら。その人の中にタネが残せたら。
それってつまりは、影響力ってやつだと思う。上田さんの言葉で言う、パワー、か。
とはいえ、それが出来る人は少ない。
事なかれ主義、平和主義というと聞こえはいいが、人に影響を与えることを恐れてビビってるとも言えるよな。

人間生きてれば、多かれ少なかれ、影響力はいやでも持っている。むしろ死んでも。
なのに影響力をよりよくする努力を怠り、劣化させて撒き散らすのは罪、か。
持っているなら少しでもよりよい何かにするのは、生まれてきた以上、責任、か。
確かにな。何をもって”よりよい”とするのか。その判断を誤っていることも多々ある。それも含めての罪で責任。

影響を少なくする、与えない、無難、を狙うのは逆に苦しくてツラい。自分を押し殺して抑圧することだから。
だったら思いっきり自分の持ちうる能力や好みや思考や意思を放出して、影響力を思いっきり増したほうが自分も周囲もしあわせ。だよねぇ。

なんてのも踏まえてさらに深く。
私は常々、上田さんに人権認められてないな、と感じていたが、どうやら上田さんは自身にも人権を認めていないらしい、と知る。いや……とても制限された人権、なのかな? その論拠をひととおり伺って、なるほどなぁ……と思う。おそらく幼いころからそんなふうに世界を観ていたのかな?
見えすぎるってのも、大変だなぁ……と、ちょっぴり可笑しい。いや、笑い事じゃないくらい厳しい話なのだが。生きづらかったでしょうね。そう考えると、よくそこまで真っすぐに育ってオトナになったものだなと思う。なるほど……ちゃんとした人間になりたい、か。道理で。
で、あと4~5年くらいで人権を獲得する予定ですか。
なんとなくですが……私も人権獲得の目が出てきたような気がしなくもない。ちょっといろいろ面白くなってきたところです。逆の目が出る可能性も高いんですが。
平穏無事はつまらんすね。いや、穏やかな生活を望んだりはしてるんだけど。まだ早い、のかな。むしろこれから、か。

トレーニングはまずまず。ベンチプレスはいつもきついが、スクワットはそうでもない。腹筋はその日の雑談具合による。今日はバタフライがきつめだったかな。
もっともっとマッチョになりたい。

17.05.20(土)【GSA】MMAグループトレーニング部(格闘技1.0h):上田さん
座学は栄養の話のその後。他に聞いてみたい話もあったが、面白かったのでどうでもよくなってしまった。こっちのが面白い。当面、これでいいかもなぁ。
T氏の表情、話を聞くときの姿勢が変わった。T氏の中で何かが積み重なってきたのだろう。私の目には新鮮だが、上田さんにとっては完全に予測と計算の通りなのだな。これまでの予測と課題設定の仕方をつまびらかにされつつ、そう思う。どれだけのケースを、見てきたのかな……

「まずはマインドを変えます。」

新たな課題が告げられ、根拠と方法も全部オープンにされ、なるほどな、と思う。

「栄養を切り口に、学んでいるのはセルフコントロールの方法です。ここで学べばほかにも応用が利きます。」

積むのは成功体験、か。
T氏の表情が変わったのは、自信と、”この人のいうことは本当かもしれない”て信頼が積みあがったから。実際、T氏はクラスでへばるタイミングが遅くなったし、体型が早くも変わった。初めて”ほうれん草が美味いと思った”という。拍手喝采だ。大きいよね。
うん、そう……その”ほうれん草が美味い”は間違いなく、しあわせのタネだよ。よかったよねぇ……これからどんどん増えてくんだ。楽しみだな。そういうのをこうして見られるのは。

それから思わず考え込んだのが、”どういう人を信頼し、どういう人を信頼できないか”って話。
“自分のルールを確固として持っていて、それを守れるか否か?”
“ルールがない、守れないってことは、予測不能にブレる可能性が高いってことだから信頼できない。”
ってことになるのかな。
いろんなことがあったんだろうなぁ……と思わず想像をする。一理ある、……一理どころではない、かなぁ。ただこれまた厳しい。私自身も信頼できない、されえない人間、だな。まぁそうだろな。伊達に人権なくないぞ。
そうだな……私にとって”人を信頼する尺度”ってなんだろな……と思うと、発想が違うのを感じた。環境と、個人の能力及び責任範囲の違いなんだろなぁ。私の場合は”この人がうまくいかなかったんならしょうがないと思えるかどうか””どんな結果が出てもそれを受け入れて対応しようと思えるか否か”の感覚で判断している。というと耳障りがいいが、要は好き嫌いで判断してるといえばそれまで。それがどちらも”是”……つまり好きなら、問答無用で信頼する。なんでこうなったかといえば、仕事上、そうせざるを得なかったからだ。何せ、技術力がなくて調整能力だけで生きてて、人に頼らねば何事も進まないから。私の仕事は、その人たちが気持ちよく働けるよう場を整えること、だからな。
ざっくり言えば、狩猟民族と農耕民族の違い的なモノと推測。うーん、オオカミと羊のほうが適切なのかな。
んー……うまくまとまらない、が、面白い……しばらくこねくり回そう。

久々の実技は、”初めての寝技”。
格闘技の試合において選手が目指すことは何か?
各ポジションの説明、有利・不利の説明。パスガードとは、スイープとは。
知っていることだが改めて聞くのは面白い。これも知らずに始めることが多いよなぁ……私もそうだった。知ってからやるほうが、練習内容の意味が分かって面白いよね。ただそれでいて、これらを知らなくても試合を見に来て面白いと思えるんだな、総合格闘技は、と、思うとちょっと顔がにやける。なんか嬉しい。
それと、やっぱり上田さんのやってることは普通じゃないよな、と可笑しい。上田さんの格闘技に興味がわいたのは、その”普通じゃない”とこを雑談の際に教えてもらったからだ。そんな考え方をしてここまで来るほどに追求したこの方って……そんな練習を積み重ねるって?とうっかり強く興味を持って、もうすぐ2年になるのか。
未だに上田さんの試合は見飽きない。もっともっと見たくなる。困ったもんだ。
そういや私があそこで興味を持たなかったら、少なくともT氏はこうしてここにいないわけだ。これもまた、影響力ってヤツだよな。その出逢いが素敵な効果を及ぼすように、余計な事せず見守り観察できるように、私ももっともっと影響力を磨かねばな。
もっとパワーがほしい。

17.05.20(土)【GSA】初心者MMA:上田さん
打撃対人練習。
T氏は加圧の影響もありへばってきたようだ。でもいいパンチ出すのよね。油断ならない。
いつもの方は今日も遊び心豊かで楽しい。サンドバッグ殴るときはすっげー迫力なのにな。手加減してノリノリで、でもいいヤツ来るから意表突かれて笑ってしまう。
体験でいらした方は謙遜されてるがどう見ても経験者感ハンパない。グローブがうにゅうって伸びてくる。でも手加減ばっちりなのがさらに経験者感ハンパない。
異国の上手い方とは速度上げて飛ばした。この方も前より手加減がうまくなったような? 多少速度上げても平気な感じがする。ならば上げたほうがよい練習。
上田さんは中ボス感ハンパない、何やら特徴的なスタイルを数パターン。1発目は打破できて、2発目がなんとなくつかめるのに振るわず。
「いいですね! 読みと対応ができてますね。」
言っていただくが実はうまく脳内で処理できてない……無意識になんかやってて表層意識で説明できない……まだダメーな感じしか、自分ではしない。や、それでも無意識にやろうとしてるのだから、成長なのだと思うんだけど。
最終ラウンドで上田さんともスピード上げて殴り合い。よいの食らっても怯まずに殴る。

なんつか、好きだなーと思う。このクラスのこの練習は。
テクニカルであの手この手を考え抜いて練習してきた上田さんが、「自分のやってきた練習の中で一番よい、好きだと思えるものをちりばめました」なのが、これらの対人練習。
非日常に慣れること、どんな先天的なものに恵まれてなくても格闘技は楽しめるんだってこと……怖い思い、痛い思いをしなくてもうまくなれるんだってこと。
それらがどう実を結ぶかといえば、防御力が上がる。例えば試合に出た時に怪我する可能性が低くなるし、低くするために攻撃力を上げている。
上田さんがどんなふうに格闘技が好きかがよくわかる。それをどれだけ広めたいと思っているのかも。
上田さんの、格闘技に対する想い、会員さんへの想いを感じる。

今日は寝技練習多め。部活を受けて、クローズドガードからのパスガード。方法数パターンをさわりだけ説明して、シチュエーションスパー。うあーーー久々だ、嬉しい。
T氏はうまくなるのが早い。1回目当たったときは2回取れたが、2回目に当たったら1回しか取れなかった。2回目のほうが明らかに体力削れてたのにね。すげーや。T氏の寝技は面白そうだな。
体験の上手い方から「上手いですね」言っていただくが明らかに取らせていただいた感ハンパない。だいたいつかんだ上腕が筋肉質過ぎて只者じゃない。よい練習させていただいたなぁ。
上田さんからはクローズドガードを肘で痛点つかれて解かれそうになるが耐える。てかツラかったのは痛点を肘でぐりぐりする様が可笑しくて腹筋ツラかったからだ。危なかった。
と思い……そうか、クローズドガードをキープする力が上がったなぁ、と気づく。私もはじめのころはクローズドガード10秒キープするのもつらかったよな。今じゃ手加減されててルールの制約があるとはいえ、上田さん相手に30秒キープできるんだな。成長したもんだなぁ……
という感慨は、上田さんにクローズドガードされて力強さにたまげて打ち砕かれる。うはー……いや、これ、それでも手加減されてるぞ。
ああ、うん。
上田さんの格闘技でぎょっとしたのは、初めて組んだときの感触もだった。なんだこの人!?!?と思ったものだ。最近はずいぶん慣れたし解ってるからあのときほど戦慄しないが、やっぱ今も健在だよな、と思う。むしろパワーアップしてるよな。みんな感じないのかな。
つか、いったい私のセンサーは何を感じたのか? 自分じゃ自分のこと鈍いと思ってるんだけど、あのセンサーは間違ってない。加圧に部活の座学……格闘技にその人のすべてが出るってほんとだよな。あの価値観が出てるよな、と思う。
また、上田さんの格闘技が観たいな。

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ポジティブモンスターTシャツZST.56版

なんで私がこんな目に……

17.05.13(土)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧):上田さん
今日はT氏が加圧体験、続けて私のいつものヤツ。時間ギリギリに到着したらなんともうとっくに始めてた。薄情な。待っててくれたっていいじゃん。
と、邪魔にならぬよう隅に座ると上田さんが私のTシャツに目をとめる。

「そのTシャツ、見せてください。袋から出したところ見てないんですよ。」

なんで見てないんですか、作った本人が。売り物だからか。
上田さんが私の腹をじっくり検分。
……そして、吹き出す。

「改めて広げてみるとめっちゃイラッとしますね! その顔に半月蹴り入れたい、ちょうどいい位置!」

人の腹見て吹くとかめっちゃ失礼! モチーフになったご本人ですよね!?

すると嬉しそうに上田さんが同じポーズをしてみせる。
うあーーーサイアクだ、くっそイラつく!! ダブルでイラつく!!

前回の加圧トレーニング時に、チケット特典のポジティブモンスターTシャツ ZST.56限定版を頂いていた。せっかくの練習着、着ないともったいないじゃないですか。だから次のトレーニングで着てくるじゃないですか。
そして今に至る。

薄々わかっちゃいたが、このTシャツ、勝手知ったるGSP館内を歩くだけでも相当、恥ずかしい。思わず暑いのにパーカー羽織って移動した。
なんで私はこんな辱めに遭ってるんだろう……?

何処で道を誤ったのだろう、と半眼で記憶を辿る最中にもT氏のトレーニングは進む。既に上半身は終わったようで下半身にベルトを装着していた。そしてもうへばり気味?
下半身はスクワットと踵上げ。スクワットがぎこちない。エラいそろそろーっと身体を沈めるのだが沈みきらない。ふむ。

「スクワットができないのは引きますね。僕らの視点ではありえないです。ずいぶん不自由な身体で生きていると思いますよ。」

との上田さんの言葉。そうですね……最近T氏とかにたまに言われるが気付けば私も”そちら側”の人間に入りつつあるらしい……相変わらず人権は認められてない中途半端な立ち位置だが。
なので私も、スクワットは回数こなせないのはまだしも、それっぽいフォームもできないのはマズい身体だと思う。少々、引く。特に男性でスクワットができないとか、ないわ。どんな不自由な身体だ。

上田さんが

「Tさんにもわかりやすく例えましょう。スマホで言えば……」

からの比喩は本当に容赦なかった。メール使えない、LINEはインストールされてない、他のアプリも入ってない、wifi使えない、カメラももちろん使えない、通話は2分のみ……あとなんだっけ? とにかくもう、スマホじゃない。そんなもの。

「それに気づかず”使えるよ?”と安穏と使っている想像力がない状態が、今のTさんです。」

ですねぇ……そしてそれは過去の私でもある。
まぁ加圧体験をして、継続することも決めたのだ。あとは時間の問題だろう。
それにその年齡で気づけたのだ。まったく……

使わないんなら寄越せよ、その身体。

と思わず毒づく。ふたりそろって怖がられる。そうか、T氏がいると気安すぎてつい会社での顔が出る。格闘技やってると毒づきたくなる場面がほぼ皆無なんだよな……環境と人に恵まれてるからな。や、会社も恵まれてるんですけどね。利潤追求の場だといろいろとごにょごにょ。
いや、自分の身体も年齡も気に入ってるからいいんですけどね。T氏が、そんだけ可能性がまだあって恵まれてるのにドブに打ち捨てて腐らそうとしてるのを見ると、もったいなくってイラッとするんですよ。私がどんなに望んでも努力しても手に入らないモノを、持ってるのにね、って。

さて、私のトレーニング。今度はT氏が見学。

「久禮さんのトレーニングは参考になると思いますよ。ひとつひとつ意識を高く持って取り組むとこうなるのか、と学べるところがあると思います。」

……そぉですかぁー……?
…………そんな言われることが最近ないので気味が悪くて居心地が悪い……だいたい私は意識高くないしな。練習もできてないし。意識高かったらとっくにもっとマシな身体になっとる。
ただ、そんなんでも1年半やってりゃこうなるって意味では、いいサンプルだと思う。なにせT氏は4年来の付き合い。私の残念な時期をよく知っている。あの頃と今を比べられるものな。

T氏の今日の負荷と、私の1年半前の負荷がほぼ同程度なことを改めて確認。
で、今の私の負荷が

「5倍位ですね。」

とのこと。へー……そこまでなったんだ。
で、アームカールから始めるわけだが……なんなんすか、この苦行……
いつも前面の鏡を見てやるわけだが、これ、今日は見たら負けだ。目が合う。自分の腹と。吹いたら余計に負荷が増す。全力で鏡から目をそらそう……
続けてベンチプレス。これは仰向けだから鏡を見ずに済む、とほっとするのだが。

「始め、イラストがもっと可愛かったんですよ。なので作者の方に『もう少しイラッとする感じにしてくれ』とオーダーしたんです。そうしたら予想を上回る出来、8割増しくらいでイラッとする仕上がりになって、プロはすごいなと思いました。」
「へぇ、どのへんが変わったんですかね? どこがイラッとするのか……口元?」
「そうですね、この三角形の微妙な角度がおそらくイラッとさせるのだと思うんですよ。プロだからできる微妙なさじ加減なのでしょうね。」
「確かにこう手で隠してみると……口が絶妙な感じがしますね。」

ふたりして人の腹を上から覗き込んで品評するの、やめてもらえます?

続けざまのバタフライは鏡がより接近してきて苦行度が増した。しかもトレーニングの動きに合わせて腹が動く……カンベンしてくれ。なんなんだこの罰ゲーム。なんで私が。

下半身に移って腹筋。重りを持ってやることにT氏がすげーと言ってくれる。

いや、今日は笑わされてないから楽よ?

「なんですか、いつも僕は真面目ですよ!」

思わず目をそらしてフリーズする。

「いつも真面目な話ばかりしてますよ。この間だって尖閣諸島について論じたじゃないですか。」

あーそうでしたっけ。すみません、ちょっと失念したのでもう1回お願いできますか?

「あーそう来ましたか。えー……あれは難しい話です。」

ですよねー。
T氏、これからがんばってね。腹筋のときが笑かされると一番ツライよ?

最後はスクワット。これも重いのを担いでやる。女性ではこれが一応最重量でこれ以上は上げる予定はないらしい。へー。じゃぁ加圧具合や回数増やす方向なのかな、今後は。
で……うあー……最後のコレが一番くる……動きが合いすぎる……

なんで買った上にこんな目に遭うんですか……

「買った人が悪いです。」

売っといて言いますかそーゆーこと!?

「ピストルと同じ話ですよ。ピストルを使って悪事を働いた人が悪いのであって、ピストルを作った人が悪いわけじゃないです。使った人の責任です。」

またそういう詭弁をぉぉぉ……そろそろ華花粉を取り締まる条例の制定しないとよろしくないんじゃないでしょーかっ。
もー今度はウイルス性口内炎になってしまえ! そいでその舌もげてチキンサラダを口いっぱいに頬張っても味がわからなくなってしまえ!! それでも総合格闘技は出来るものな! なんの問題もないな!!

「そのTシャツは排水口掃除に使うといいですよ。あ、猫のトイレにもいいですね!」

猫のトイレになんて使ったら絶対、身悶えして喜ぶでしょ……やりませんよ絶対に。このド変態め。

17.05.13(土)【GSA】MMAグループトレーニング部(格闘技1.0h):上田さん
座学。
T氏の足を見て疑問だったのが、他の人との違い。男女差かな?と思ったらそうでもなかった。代謝機能のお話。まだぜんぶがリアルに腑に落ちた感じではないが、なんとなくわかった。メタボリックシンドローム=デブ、ではない。減量末期は上田さんは細身でもメタボリック状態。
T氏は最大HPが低くて現在HPが高い状態。なので最大HPを高くする対応が必要。
私の場合は最大HPも現在HPも目を覆う状態だったので両方を上げていかねばならず現在進行形。なるほどねぇ。
そして代謝機能とはなんぞや? ふむー。奥が深いな。

それからT氏の栄養関係のお話。いろいろ派生していく。
そうね、たくさん話したけど……1番印象に残った話。
上田さんが随分前に観たテレビのバラエティ番組の話。んーと、銭形金太郎かな? あるビンボーさんのエピソードが強烈だった。
その方は全自動の洗濯機を持ってらした。
だがホースがない。ので、洗濯をする際にわざわざご自身で水を汲んで入れていたのだ、という。しかも洗剤投入して洗うときと、すすぎのときと2回。
レポーターのくりぃむしちゅーの上田さんが思わずツッコむ。

「え、すすぎのときも? その間どうしてるの? まさか待ってるの?」
「はい、洗濯機の前で待ってます。」

えええええ。めんどくさっ。

「いや、蛇口あるんだからホース買ったほうが早いよ!」
「いえ、いいんです。ホース買ったほうがめんどくさいんで。」

えええええ意味がわからない。

「いや、試してみろよ。俺が買ってやるから! そのほうが絶対、楽だって!」
「やめてください! そんなことしたら恐ろしいことが起きます!」

曰く、引っ越しのときにまたホースを外すのがめんどくさいから、ホースをつけないらしい。
絶句……。
そしてトレーナーのほうの上田さんが言う。

「今のTさんは我々の目から見たらこれと同じことをしてるんです。」
「えええ。」

あー……うん。ほんとにそうだ。

「想像力が欠如しているんです。変わることを恐れている。”めんどくさいから”と言って、猛烈にめんどくさいことをしているんですよ。」

ですね……何につけても。なので見てるとときどき頭をかきむしって目を疑いそうになる。なんでそうなる!?って。

「Tさんは既にMMAクラスも出てて僕と付き合いが長いので、既にある程度わかっているだろう、と、こういう話をそのまましています。体験に来てすぐの方には普通は言わないのですが。
栄養の話に取り組んでるように見えて、その実はこの想像力を上げる、取り戻す取り組みをしているんですよ。
一番取り組みやすいのが、自分でコントロールしやすい栄養なので、栄養を切り口にしているんです。」

そして栄養状態がよくなることで、思考回路もまともになりやすくなるから。
そう……で、想像力を取り戻す試みがつまりは、自分で自分をしあわせにする力であり、しあわせになる能力……

T氏が”ええ?”と言いながらも既に頭では薄々わかってるだろうな、と眺めつつ思う。
私もまだまだなんだよな。あの洗濯機のホース的な、自分じゃ気づかない想像力の欠如箇所がまだきっとある。ようやく何かが少しつかめかけてきたところなんだ……高みの見物だなんて到底できない。

他にもいろいろおもしろいお話が聞けた。自らのしあわせに無頓着な人を見つけるのがうまくて、しあわせをピンはねする奴隷商人のお話。一番効率よくしあわせを感じるために、上田さんが選んだ方法。

「どんなに美味しいものも、倍美味しい、ってことはないんですよ。コンビニ飯とミシュラン三つ星料理の間に倍の差はないです。」

異論ある方が多そうではあるが。
この2週間の取り組みでT氏が得た結論。自身で驚愕していたのは『自分は食べ物に興味がなく、なんでもいい人間だったんだ』という実感。なのでT氏には腑に落ちてしまうだろう、この話。

「実際の食事に倍の美味しさの差はない。ならどうしたらより美味しいと感じられるか?
料理に差がないなら、自らの感覚を、倍、美味しく感じるようにすればいいんです。」

そうして構築したのが上田さんの現状。猛烈に水が美味いと感じるには。
上田さんほどでなくとも、私でも、つくづく水が美味いと感じる瞬間が増えた。そしてごはんも。
確かにこれは”たった1杯の水”から得られる幸福が増しているってことだ。とてもシンプルな”しあわせになる能力”。
人がしあわせになるために、大金が必要なわけではない。自分の基準を変えてやればいい。外的要因によらずに、内的要因を変えるだけで、”自分で自分を最低限度、しあわせにすることはできる”。
人間、生きていたら勉強とトレーニングしかやることはないってほんとだな。

「Tさんは既に、グループページに食事を投稿してメンバーの食事を見たじゃないですか?」

そう、あれは本当に嬉しかった。部活っぽくて。
T氏が投稿したのをきっかけに、結局、メンバー全員が自分の食事写真を投稿した。ああやってみんなのごはんを見比べるのは本当に面白かった。上田さんやみんなのコメントを見るのも。

「あんなふうに仲間がいるんです。同じように、もしくは既に、取り組んでいる仲間が。なら楽しくて意識も高めやすくて簡単じゃないですか?」

そうですよね。私自身が楽しかった。嬉しかったなー……
仲間がいる。楽しんで互いを高められるって、サイコーですね。
グループトレーニング……部活を始めて、本当によかったです。みんながどんなふうに楽しむのか。変わっていくのか。それを邪魔にならないように、サポートをしながら見守るのは格別だ。どんなサポートが出来るかなぁって考えるのも……
自分がただやるだけじゃ得られない楽しみを、得ることができた。感謝だ。

17.05.13(土)【GSA】初心者MMA:上田さん
上田さんクラスシャドウで常々言われている「回転を意識する」をちょー強力に意識した上で、上田さんから「今日はこのまま打撃練習を多めに取ります。」とのこと。ここ2回で取り組んだストレートもコミでやってみますか。

というテーマもありつつ、今日の裏?テーマはボディ対策。てか、もうそれしか記憶に残ってない。

「お前、ZST.56とか言ってっけど、出れてねぇかんな?」

人の腹にガチでメンチ切るのやめてもらえますか? プロの総合格闘家が本気でケンカ売ってこないでください。つーか自分の顔ですよねぇッ!?
いつも以上にフェイントが気合い入ってますね!? 腹にいいの食らってめっちゃ悔しい……わかってるのにっ。そしてガッツポーズが常以上の上田さん。

「39度超の熱出て倒れてたからな?」

そいつは災難でしたね、と思いますが、なんで私がこんな目に……

いつもの方も視線が私を見てませんね? 完全に私の腹ですね? 遊び心満載に、腹狙いますかやっぱり!!!
T氏も

「その顔に一発入れたい……」

完全に腹狙い……狙ってこないのは一人だけか。安定ですね。
しかしT氏はさすがに腹狙いなのが見えすぎててなかなか食らいませぬな。ガードが甘くなっちゃってるから反撃がしやすい。しかしこうまで腹を狙われると……
なんで私はこうまでしてコレを守ってるんだ……

「愛ですねー」

うるせーーー!!! 思わずストレートとフックがだいぶ本気の軌道で出ちゃった。ごめんよ。てかぜんぶあの人が悪い……なんでこんな目に。

寝技練習は巴投げを総合格闘技っぽく。巴投げな感じからポジション取ったりヘリコプター腕十字。ほぅほぅ。いろんな技が在るもんだ。若干、私がやるにはツラい……同階級なら、いけるのかな。

終了時、上田さんのクライアントな方がいらっしゃる。おお、LINEスタンプ”オタくま””前髪体操お兄さん”の作者な方! よいタイミングでお会い出来た! とTシャツを見せに伺う。

すっげーボディ狙われました! 前回以上でした!!

喜んでいただけてお話できた。

聞いてみたかったんです。このTシャツの”イラッとくる”ののポイントってどこですか?

「えー……そんな意識してないですよ? ただ本人に似せただけで。」

ああ……なるほど、似せればイラッとするようになってたんですね。モチーフの問題ですか。すげー納得しました。
再現性が高いのですねぇ……それがこの方の技術力か。激しく納得。すごくシンプルな線からなっているのに、ものすごくよく似ている。よく見てらっしゃるなぁ……
上田さんのクライアントな方々は本当にいろんな方がいて興味深い。

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華、散らず。

ほんとに3日で治してきた……。

17.05.08(月)【GSA】パーソナルトレーニング(加圧0.5h):上田さん
『3日で治る』のLINEスタンプ。あれは瀕死の病も対象範囲だったのか。
なんと今日は10件も指導とのこと。理由を改めて聞き、そうだろなぁ……と思う。
面やつれは見受けられるし元気とまでは言えなくても、

「これでもだいぶ調子がよくなりました。」

とのことで、どんな推移だったのかを微に入り細に入り聞かせてくださる。聞いてるだけでドキドキする。
ところどころで笑いも交えてくださるが。

「生まれて初めて本当に死ぬと思いました。」

ですよね……よく、生きてたな……
それと、そんな状態でやはり冷静でもあったんだな……
シミュレーションされたそうだ。水分をムリヤリ補給したから、キャッチウェイトでなんとか、とか計量オーバーを罰金でまかなって……とか。でもどう考えたところで身体が動くはずもなく。

「これで引退かぁと思いました。」

と苦笑いされる。
そうですね……私も、大丈夫、生きてる、とムリヤリ自分を納得させるのと、それが頭をよぎるのと、なかなか脳内が忙しかったです。
ま、所詮、外野だし、考えるだけ無駄だしなぁとガッツリZSTを堪能してましたが。

身体症状と重ね合わせて栄養の座学を少々。なるほど、脱水症状回復期に回避すべきモノ、摂るべきモノ。知らんかった。勉強になる。
その状態の上田さんに“マヅい”と言わしめるモノがあったことに驚愕。初めて聞いた。あとで買ってみようと算段する。

上田さんがポロリと言う。

「誰も責めないんです……」

そうかな、と思いました。人徳ですねぇ。そして関係の方々も……
思わず笑みがこぼれる。

そして目下の悩みは無数。
やはり格闘技界のお詫びはサラリーマンとは異なるなぁ、と聞き入る。どうしても耳を傾けつつ笑みがこぼれる。

だんだんと嘆きになる。上田さんがうずくまり、頭を垂れる。ああ、見事に華麗に盛大に、ネガティブモード全開。
よいですね。嘆けるって、よいですね。思わず笑みが深くなる。

「負けることすら出来なかったんですよ。」

そうですね。

「負けることが出来るだけでも勝ちですよ、思い知りましたよ。」

そうですよねぇ。

「リングに上がることすら出来なかった。」

そうですね。
リングの上で死にかけるどころか、上がる前に死にかけましたね。なかなかない。

「写真見て、どうして自分があそこにいないんだろうと思いました。」

そうですね。
私も思いました。
“どうしてあそこに上田さんがいないんだろう?”

「この数ヶ月の彼の練習を無駄にしました。彼の時間を。」

ですね……

「自分も……」

そうですね。限りある格闘家人生の、貴重な数ヶ月を。
上田さんが垂れてた頭をがばっと上げて、キッ、とこちらを見る。

「でも格闘技やめませんよ!」

……………………!!
はい!

「あああーーでもまたミスしたらどうしようーー感染経路がわからないどうやったら防げるんだぁーーー次やったら今度こそ……」

盛大に突っ伏す。いっそ清々しいくらいに嘆きが入る。
いや、確率論的に考えれば大丈夫じゃないですか?
気休めを言いつつ思わず笑う。私はもう……

上田さんが生きてる。
総合格闘技を自ら辞める気もない。

もうそれだけで充分すぎる、私には。
だったらもう、時間の問題だ。これからしんどいだろう。大変だろう。
それでも上田さんはなんとかするから。
安心して、観察する。

上田さんの華は、まだ散らない。

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