-承- 日常は成功体験で満ち溢れている

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……てわけで、成功体験も積めたりね。いいと思うよ。

■17.06.25(土)【浦安】お茶:T嬢

「その”成功体験”って言葉、いいね。響いた。」

ほぅ? じゃぁ”成功体験”って言葉を軸に、もう1回言い直してみるね。

まず前提。
私で言う、”格闘技との出逢い”みたいな、人生一変するような出逢い。
それをするには、新しいことを始めるのが1番。”なんだろ、これ?”って感じることを片っ端から。
続かないなら、続かないでいーの! ”ああ、これは違うんだ”ってわかったんだから。次に行けばいい。

で、一番おススメは本屋に行くことだね!
いつも行くコーナー以外に、ふらふらーっと。で、表紙でも帯でもなんでもいいから惹かれたものを手に取るの。立ち読みだけでもいいし、気に入ったなら買うといい。
だから中古でもいいよね。古い本も見られるから、新品も中古もどっちも行くといいかな。

そして本題。
さっき、Tさんが言ってたことがまさに”成功体験”の塊。
こんなこと言ってたよね。

『ふといつも降りない駅で降りて、本屋さんに入って。
英語の本が気になって手に取ったら、勉強するための準備の本でなるほど!って思ったの。
面白くて読んだんだけど、途中で読み進められなくなったから、また読みたくなったときのために表紙の写真を撮っておいたんだ。』

まず、”女の人って男の人より直観的”。これってほんと。脳科学的にもね。
女性は無意識の部分で何かを察知することに長けてる。
“なんとなく”行動したと感じてるそれ、Tさんが無意識に”そうしたかった”んだと思う。
新しい何かに出逢いたくて、変化を起こしたかったんだよ。

その感覚を大事にして、本屋に寄ることが出来た。これがひとつ成功でしょ。

さらにこれまで興味なかった新しい”英語の本”を手に取れた。
出逢いっていうと”人”が思い浮かぶけど、実は一番お手軽に出逢えるのが、”本”なのよ。
本って、作者の人の”人生経験”を切り取って濃縮して詰めたモノ。
“本”=”人”と思っていいよ。それがたった1000円程度で手に入って、気が合わなかったらそのまま置いとける。相手にイヤな思いさせたかな?と気にする必要もない。

ってことは、”新しい本を読めた”=”新しい人に、世界に出逢えた”。これも成功体験でしょ?

さらに、面白かったのに途中でその本を読むの、止めたよね。
『読みだした本はぜんぶ読まなきゃいけない』って思いこんでるかもしれないけど、そんなことないよ。
だって今、私にそんな面白く本の話、してくれたじゃん! どんなふうに他の英語の本と違ってたのか、どこがよかったのか、聞いててすごくわかりやすかったし、面白かったよ!!
だからここには4点、成功体験が入り乱れてるよね。

ひとつめ、面白いところをちゃんと吸収できた。これがひとつ、成功体験。
ふたつめ、その面白いところを自分で分析できた。これも、成功体験。
みっつめ、さらに分析した内容を私に面白おかしく表現して伝えられた。これもすごいよね、成功体験!
そしてよっつめ、面白くないところは無理に読まずに時間とエネルギーを無駄遣いしなかった。これも、成功体験。

んで、最後。
本の写真を、撮ったんだよね。
写真を見たら、本のことも、そのとき考えたことも思い出せる。ただ読んで終わるのと、写真にとっておくのとじゃ、ぜんぜん違う! 記録に残せた。これはすごい。
これからのことを考えて、写真に撮った。完璧な、成功体験。

どうよ? 合計、7つの成功体験!!

「すごいね!」

T嬢の目が輝き、とても楽しそうに笑う。

「成功体験ってもっと特別なことしないとダメかと思ってた。
ちょっとしたことでいいんだ?」

そうだよー!
こういう小さいことの積み重ねだよ。個数が大事。
大きいのもひとつなら、小さいのもひとつ。”数”を稼ぐのが大切。質より量。

何をしても、とらえ方ひとつで意味が変わる。
“大失敗”にして自分虐めに使うのも、”成功体験”にして自信の材料にするのも、自分次第。
だったら、”成功体験”にしたほうが、自分も周囲もラクで笑えるよね。お得だよね。

だって”本を買って途中まで読んだ”って事実は変わらないんだもん。
たったそれだけなんだよ? 起きた事実は。
なのに自分のとらえ方ひとつで、無限にしあわせな考え方はできるし、無限に自分を虐めることもできる。
どっちが得か?だよね。
たったひとつの出来事から、どれだけ”しあわせのタネ””成功体験”を意味づけられるか? 試してみるとゲーム感覚で面白いよ。

とらえ方を変えるのって大事。
だってさ、人生を一変させるような凄い出逢い。
この歳になるまで出逢えなかったなら、あとは数打たなきゃ当たんないもん。ありきたりなところには転がってないんだよ。
私と格闘技、始める前は誰も結びつけようがなかったよねぇ。数打たなきゃ、無理だった。
だからね、効率よく、いくつもの世界にお手軽にアタックし続けられたらいいよね。

「何かに熱中してもすぐ冷めちゃうの。ダメだなって思ってた。
そんなことないんだ?」

ないない! 私も親しい人にはよく言われた。

『飽き性で続かないよね。』

って。今思えば、しょうがないよ。だって運命の出逢いじゃなかったんだもん。
あそこで無理に続けなくてよかった。飽きたときは、”得るべきものはぜんぶ得た”だったんだから。

『とにかく続けろ』も一理あるんだけどね。いいんじゃないかなぁ、無理しないほうが。楽しいことなら、苦も無く続くんだから。

私の書くこと、みたいにさ。続けてる自覚もないまま続けてたことこそが、人から喜ばれることだった。

「あ、実際、くれさんはすごいと思うよ。うーんとねぇ……」

うん?

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