栄養のお話、と見せかけて、”人に手を差し伸べる”って場合によっては偽善で逃げで言い訳かもね、というお話。

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部活のお話はぜんぶで3話。

■17.07.01(土)【GSA】MMAグループトレーニング(格闘技1.0h):上田さん
■2. 栄養のお話、と見せかけて、”人に手を差し伸べる”って場合によっては偽善で逃げで言い訳かもね、というお話。

「そろそろT氏もいろいろわかってきましたよね。
なのでもう新しいことは何もやらなくていいです。」

上田さんの言葉を聞くT氏の身体はとてもスリムになり、話を聞く際の雰囲気も変わった。
以前は上田さんが話し始める雰囲気になっても遠巻きにし、上田さんや私に声をかけられるのを待っていた。
今はきちんと近くに座り、上田さんが来るのをむしろ待つ。

「何事もそうです。さっきのSWAT!見所解説を聞いてから観戦に行くのもそうですね。
『楽しいところを自ら取りに行く』姿勢が大切なんです。」

「待っていて与えられるのを待つのではダメなんです。
『楽しいところを自らお迎えに行って』ください。」

私がT氏に伝えたかったのは、それだったかもなぁ……と、聞いていて思う。
極端な話、その姿勢さえあれば、あとはほっといてもどうとでも勝手に道を切り開いていけるのだ。己の感覚に耳を澄ませて。

T氏が加圧に行くきっかけとなった、ふたりでランチを食べた日……
部活であんなに丁寧に上田さんに栄養の話を手解き受けても、T氏は本気でやれないんだね?と話をしたあの日、T氏は拗ねた。

『要するにそれだけ真剣に本気で取り組む人のためのもので、自分みたいな人間のモノじゃないってわけだ。』

あれをなだめすかした、あの頃の私はぐずぐずに甘かった。今の私だったらそんな台詞を目の前で吐かれたら張り倒す。同時に自分の頭も張り倒す。
あの数か月後、こうなってよかった。が、結果論に過ぎない。
互いに、自分のエネルギーも他人のエネルギーも、ずいぶん浪費したもんだ……不毛だな。とんだ茶番だ。

表層意識と無意識の乖離。あれはT氏もそう。
無意識の領域で”このままでは詰む、ダメだ”とわかっていながら、表層意識では変化が起こすストレスに耐えかねて”このままでいい”と現状維持を望む。
その歪みが

”誰か何とかしてくれ”
”誰かこのままでいいって承認してくれ”、
”承認できないなら否定してくれ、
そうしたら自分の正当性を主張できるから”

になる。
最近のT氏と私は不毛だった。
T氏が斜に構えて拗ね、私がそれにイラっとして迎撃する。口うるさいババアに成り下がる自分が本当に嫌だった。

私は、汲み取り過ぎたんだよな。T氏は無意識に”久禮氏はかまってくれる人だ”と嗅ぎつけ、そして私は応えてしまった。私は人の抱えている穴や闇に敏感で、塞ぎたくなる習性を持っているから。自分の穴と闇を投影していたたまれなくなるんだろう。

本当に為すべきなのは、”自分の穴は自分でどうにかする”ことだ。
他人に埋めてもらっても望む通りには埋まらないし、他人の穴を埋めても自分の穴は埋まらない。

私がT氏のためにギリギリできることは、GSAに放り込むこと、そして上田さんの加圧に送り込むこと。そこまで。
あとはもうT氏が自分で、取りに行けるだろう。私の役目は終わり。

ただそれでいて、”本当にトレーニングが必要な人”、そして”これから市場を爆発的に拡大したいなら必要な人”は、この表層意識と無意識が乖離している層、なのだとも思う。

こんなぐずぐずの依存関係に陥らずにごく自然な流れで乖離を埋め、トレーニングを進める方法があるだろうか?

……というのが、これから市場拡大を狙いたい私が、解を導き出すべき、問い。

いろいろと勉強になった。たぶんまだ気付いてないこともある。これからも自分のトレーニングを通し、ほかの人のトレーニングを見聞することで、様々なことに気付くんだろう。
よい経験を積ませてもらった。感謝。

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