トレーニング・ニート

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やはりいつものご飯が結局は落ち着く。

17.06.16(金)ランチ:A嬢,Tセンパイ

私はこのふたりに加えてT嬢と、特に仲が良い。
4人は肉を食らう会、通称『肉部』の主要メンバー。
気付けば全員、加圧体験を経て上田さんクライアントになっている。
実態はたぶん、問題児ホイホイ。

辞めることを発令される前に、彼女たちには自分で伝えたいと思っていた。T嬢には言えたが、仕事が修羅場過ぎるあとふたりには心煩わせたくなくて言えず。
発令前日にT嬢がふたりにポロリしてくれて助かった。
びっくりしたA嬢がすぐさまランチ設定をしてくれて今日に至る。
感謝している。

ランチ前日にTセンパイから来たメール。

『上田さんトレーニングメニューで、今週は〇〇でして。
外食であればヘルシー系だと助かります!』

話がこれで通じるのは早いよなぁ……。笑う。
結果、持ち寄りで中で食べることに。

どれくらい振りだろう! こんなふうに落ち着いて話すの。嬉しい……。
肉部も最近、開催してないですもんね。

互いの近況報告。
私? 宅建の受験勉強で脳みそ飛び散りそうですよ……
この歳でこんなガッツリ受験勉強する羽目になると思わなかった……年1回10月にしか試験がなく、一発合格しないと食いっぱぐれるので目下の最優先事項。若干、勉強遅れ気味なので切実。

私が興味津々なのはやはりトレーニングの話。
A嬢は食が細いのが悩み、Tセンパイは食が太いのが悩み。私は80%の計画立てつつのんびり脳みそ書き換え中。

昨日、ちょうど加圧トレーニングだったというA嬢。仕事が大ハマりでトレーニングも行けない日が出てきてるという。
むー……と揚げ物をつつきながら眉間にしわを寄せて俯く。

「『ちゃんとやってください!』『やる気あるんですか!?』って言われる。」

そこまで!?

「はい……って声が小さくなる……。」

会社でのキャラと、ぜんぜん違うねぇ……

「最近、年収に例えられる!」

ああ、自分の心・身体・脳みそなどなどを総合して『しあわせになる能力』を経済に例えると、ね。どれくらい?

「最初の頃は、年収100万だった!」

容赦ないねぇ……

「トレーニング続けて、だいぶ楽になったからもういいかなぁって思ったんだけど、そしたら。

『まだ年収150万ですからね!?』
『100万が150万になって”楽になった”じゃないです!』
『週1日しか働いてないでしょ!? しかもそれもサボり気味で!!』
『もっと働いてください!』

って言われたー。働きたくないーー。」

爆笑。

「わかります、働きたくないですよね、週3でいいです。」

「週3も働きたくない。」

“働きたくないでござるーござるーー”を連呼するふたり。

可笑しい。会社じゃバリバリ働く、新規事業の担い手な彼女たち。
なのにトレーニングに関しては、出てくる言葉が完全にニート……!!!

それぞれの宿題。
A嬢は摂取カロリーを高くすること。
Tセンパイは意識と身体を変えてるところ、かな? 聞いてるとT氏に通じるな?

「いやー、Aさんみたいな悩みが私にはないです。その宿題、代わりたい……!
でもそんなこと言ったら上田さんに怒られるんですよー」

そうですねー、私も怒り気味で諭されたことあります。
食べたいのをセーブするより、食べられないのに食べるほうがツラいんだって。

「私、ふつうにしてたらたぶん〇〇kcalいきますもん。」

A嬢が目を丸くする。
私は頷く。
私も後先考えずに欲望の赴くままに食べたら、余裕で行きます。神経回路はまだまだ、構築し直し中。

そして明かされるTセンパイの食生活。

「いやだって、そこにあったから。」

そのアルピニストな発言、体験のときも言って、上田さんに論破されてましたよね……

『”そこにあった”んじゃないでしょ?』
『自分で買ったんですよね?』

まだ使ってたんだ……!!

いやもう、私も含めて、この卓の会話は頭の悪さ全開。割と大事な仕事やってる人たちなのに、なんて残念な……!!

「『ふつう半年も続ければ、自ら何かしよう!って意思が見られてくるのに自分のスタイルを頑固に変えませんね!』

って言われてびっくりした。
毎週通ってるからいいか!って思ってた!」

容赦のなさに笑う……
が、そんなA嬢は、継続してるんだなぁ、とも思う。

「目標をどこに持てばいいんだろう? これずっと続けるのかなぁ?」

そう困ったように言いながら、継続してるのねぇ。

私が紹介して、継続しなかった人もいる。
なんだかんだ言いつつ続けている彼女たちは……?

『しあわせになる能力』、か……
いつしか私も、見定める視点が染みこんできたみたいだ。

昨日、ランチに行ったDさん。
どんなに多忙でも、自分の身体の管理はちゃんとしている。ジムに行ったり休んだりを繰り返しながら一定レベルはキープ。
システムのおじさまは『100km歩くために、走る』と謎の尺度でやはりキープ。
あのおふたりと仕事の話をする際の、安定感を想う。

トレーニングを継続する管理能力の大事さを知り。
自分自身をよい状態で保つため、受けられない仕事は受けないと判断し。
行動をしてるよな……

たかが『週に1回、加圧トレーニングに行く』なのだ。
なのにこれが、3年前の私や今の彼女たちには、とても、難しい。
そう感じ、出来ないのは、やはりしあわせになる能力は平均以下になってしまうのだろう……
や、確かに『何をもって”しあわせ”を測る?』なんだけど。

でも私、彼女たちに会社辞めること、随分前から言いたかったのに、結局、自分から言えなかったんだもん。
一方通行の片想いじゃなかったんだよ? 大切なのに。好きなのに。
知ったらすぐに、ランチの予定を入れてくれた。
T嬢がポロリしてくれなかったら、どうなった?

仕事をしすぎ、言うのを躊躇わせた彼女たち。
変な気を使い、言うのを躊躇した私。これだけトレーニングを積んで、変わった今でも。
互いに好きで、大切なのに。
現状に甘んじて、話をする時間すら、取らなかったんだよねぇ……
私たちの『しあわせになる能力』は、まだまだなんだよねぇ……

たぶんこれは一例で……
私たちはこんなふうに『何かの機会を気付かず失う』ってのをずいぶん、繰り返してるんじゃないかな……

今、この瞬間も。

でも何を失ってるのか、私にはわからない……
気付けず、わからなくて、軌道修正できないまま、この先も年月を重ねたら……?

到達する地点はどうなるんだろう。

……少し考えて、寒気がした。

……ね。うん。
時間をくれて、ありがとう。
たくさん笑った。楽しかった。
そして私たちは、まだまだこれからですな。
また肉会を開催しましょーね。問題児同士、ぼちぼち楽しく、やっていきましょ。
体験に来た人たちは漏れなく声をかけるよ。

他でもない、私たち自身のために。
美味しい肉を、食べに行こう。
しあわせになろう。

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