-下- じゃぁ、私が似てるのは?

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GSAをお暇して、着替えに行くSさんを待ちながらKさんとお喋り。

■17.07.03(月)【GSA】見学後のお茶:Sさん、Kさん
■-下- じゃぁ、私が似てるのは?

Kさんは誘ったら見学に来るだろうなって思ってたし、見学に来たら体験したいって言ってくれそうな気がしてました。
まさかご夫婦で、と言われるとは思いませんでしたが。

「そうなんですか? どうして?」

Sさんに反応がよく似てたから。

Sさんも合流。お茶してから帰りましょうか、と移動しながら、つらつらと自分が紹介した友人たちをざっくりタイプ分けしたカテゴライズの話をする。

A嬢とT先輩が同じタイプ。実は自分自身に興味がなく無頓着なタイプ。
T嬢とT氏が同じタイプ。表層意識と無意識に乖離があって闘ってるタイプ。
Sさんと、そしてKさんが同じタイプ。心の中と言動が合致していて理想をスムーズに追えるタイプ。
なんて具合に。それぞれさらに細分化するんですけどね。

レモネードを飲みながらトレーニングの余韻に浸る。

「へぇー……おもしろい! じゃぁくれさんはどのタイプ?」

私ですか。そうですねぇ……
思案しつつ思い浮かぶは……んー。

「くれさん、いっそトレーナーさんになっちゃえば? ”送客”なんて言葉を使うくらいに紹介するなら自分でやれば?」

その発想はなかったな。目からウロコ。
ってことはつまり、やる気がないんですが。

なるほど、思えば遠くへ来たもんだ。

新大久保駅のホームでKさんの瞳を見て嬉しくなる。
とてもキラキラした目。それでいて、疲れていっぱいいっぱいで瞳孔が開き気味の目。

「辞めてから3週間の休みの中で、今日が一番刺激的でした!
初めての世界、初めての経験で……ありがとうございます。」

嬉しいです。私こそ。

春雨食べて。GSA行って……山田さんにお仲間さんにご挨拶して。上田さんとお喋りして。トレーニング見学して、お茶しながら感じたことを共有しあって。

私にとっては慣れた当たり前の日常が、彼女たちには私に関わったからこそできた、”未知との遭遇”。
いつもと違った行動をほんのちょっぴりしただけで、”こんな世界があったなんて!”と目からウロコがボタボタ落ちる。
私の大好きな人たち、大好きな場所を、感じてくれる。

これがどれだけ、私にとって喜びであることか。

手を振り電車に乗る。
また連絡しますねー!

そう……私は、よき案内人で在りたいんですよ。

どうして私が友人たちのタイプ分けができたか。
理由は3つ。

ひとつめ。彼女たちの人となりを知りながら、トレーニングを見聞できたから。
ふたつめ。私自身が、その3タイプを遷移してきたから。
みっつめ。上田さんが惜しみなく、知識を与えてくださったから。

私は彼女たちの誰に対しても、似ている。だから共感できる。その共感を表現するのにふさわしい日本語を、雑談の中で散りばめてくれたのは上田さんだった。
そして今、私がおそらく一番近いのは上田さんだ。

一通り見聞して自分が得た果実を、周囲に広めたい、という傲慢さが。

ずいぶん前、上田さんがご自身についてこんなことを言っていた。

『人や世の中に影響を与えたいという傲慢な思いが強いんでしょうね。あとは自己顕示欲。』

あのとき私が抱いた感想は”それでこの在り方とは、ずいぶん優しくて誠実なものだな”だった。
それこそ”ツボを犯罪級の高値で売りつける”だけの能力も立ち位置も持っていながら、絶対に悪用はしないのだものな、と。
人に悪影響を与えないよう、細心の注意を払っている……

なんのことはない、あれも投影だった。
私は自分の傲慢さを上田さんに投影して重ねた。それでいて私なら振り回される傲慢さを、上田さんはそんなふうに昇華して見せる。
その在り方に憧れたのだ。
私はあの頃の上田さんに少しは近づけた、ような気がする。私なりのカタチで。

…………今はそれが、とても業腹でもあるのだが。
ついうっかり、似てしまった。なんでこうなった。
軽くイラっとする。

腹立たしいので、これからも一癖も二癖もある問題児たちを送り込んで、どうするのかどうなるのか、じっくり観察しよう。

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