SWAT!160 – 数多の人が織りなす奇跡 –

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そしてSWAT!
早めに会場に着く。これまたいろんな方にご挨拶させて頂いてありがたくて嬉しい……
中でもようやくご挨拶できた小田原の方。やたー。いずれじっくりお話したいなぁ。

■17.07.09(日)【観戦】SWAT!160
■数多の人が織り成す奇跡

「くれさん、前の方! いい席座って!」

小池さんーーー(*ノノ)♡
ほんとお忙しいのにいつも見つけてくださるんだものなぁ。嬉しいなぁ……
お言葉に甘えて赤コーナー最前列に陣取る。今回、注目の方々が赤コーナーに多いんだよね。そして事前にやり取りしてたTJさんが隣にいらっしゃる。これまた新鮮。

試合はいくつかピックアップ。

▼第1試合SWAT!ルール フェザー級 5分2ラウンド
古根川 充(U−FILE CAMP登戸)vs 吉澤 隆之(パラエストラ吉祥寺)
古根川さん、圧巻のストレート2発炸裂。度肝抜かれた。これは最高のオープニングファイトって言っていいんだと思う。

▼第3試合ZST ルール 64㎏以下契約 5 分2 ラウンド
駒杵 崇大(フリー)vs 前田 英太(nico mma dojo)
渡部さん推しの駒杵さん。めっちゃ注目して見てた。お若いな。
打撃は押され気味か?と思うも束の間、相手と接触した瞬間に動きがまったく別の生き物に変わる。何アレ!?
TJさんの言葉がめっちゃ的確。

「逆上がり覚えたてで得意技になりすぎた小学校低学年の子みたい。無限に回り続けそうなあの動き。」

ああー……言えてる。まさに雰囲気はそんな。
駒杵さんのバックボーンはサンボに柔道。そりゃぁ組んだところからが本領発揮だものな。
が、目の上がパックリ切れてしまい、レフェリーストップ。これは残念だ……!
まぁでも、これはまた観られるだろうな、と思う。覚えた。楽しみな方だ。

▼第7試合ZST ルール フライ級5 分2 ラウンド
中原 大輔(総合格闘技move)vs 勅使河原 稜太(AACC×SPIDER)

上田さんの練習仲間な中原さん。上田さん解説を元に書いた見所記事を読んで、”いいね”下さったのが嬉しく少しやり取りさせて頂いた。
その際の印象は、熱く礼儀正しく真面目な方。
こんな方がどう闘うのか?
輪をかけて楽しみにしてた。

打撃がずいぶん押され気味か?と冷や冷やするも、そこからの躊躇ないタックルの素早さに目を見張る。
あれは、すごいな? あれだけ押されてて、あんな入り方できるんだ……もっと見たいぞ。
と思うものの、気付けば顔面から大量出血。切ったなんてもんじゃない、人があんなに出血するところ、初めて見た……

大丈夫か?と見てて焦るのに、チェックするドクターに対して、自らは首と手を振り”まだ出来る”とアピールされる。
あそこまで出血してるのに? あんな押されてたのに?
アピール叶わずレフェリーストップ。それはそうでしょう……逆に安心する……

リングから降りる中原さんの隣に気付けば小池さんがいた。

「次があるから。」

そう繰り返す言葉が聞こえる……
こういうとき、いつも小池さんって気付くといるんだ……どんだけ動き早いんだろ。どんだけ選手のこと、見てるんだろ。

下に降りてきた中原さん。真正面から、目が合った。
……なんて力強い目だろうな。レフェリーストップで降りてきたばかりの人の目に見えない。こんなに血が出てるのに。だらだら身体中に撒き散り、止まらないのに。
この試合。止めるべきなのは間違いないけれど、でもこの方はまだ、闘えるんだな。
そう思わされる目だった。

終了後、お加減はいかがだろうか、とお送りしたメッセージに力強い返信をいただいた。もう、次を見てらっしゃる。
もう……これはもうっ。なんだかなぁ……こうなると心配は、ちゃんと怪我が治るまで安静にしているかどうか、だろう。
たまらん。本当に楽しみだな、次の試合。楽しみすぎる。

▼第8試合ZST ルール ストロー級5 分2 ラウンド
赤澤 秀輝(リバーサルジム横浜グランドスラム)vs 宮澤 雄大(格闘技フィットネススタジオ CORE spirit)

思わず手に力が入る。隣のTJさんにつぶやく。

赤澤さん。ジムの、先輩なんですよ。何度か練習ご一緒させてもらった。世話になってる。

「書いてましたね。いい方なんですね。
頭良くて、めんどくさい? 上田さんとどっちが?」

思わず宙を見る。

方向性の違いはありますが、間違いなくこの方のほうがめんどくさいです。

自分で言って思うが、上田さんよりめんどくさいって相当だな。

試合は完全に宮澤さんによる一方的な試合になった。組んだ状態から膝蹴りが入りまくる……ぐぅぅ……見てて痛い……けど、赤澤さん、諦めないものな。粘るなぁ。
綺麗な判定負け。

その後の休憩時間のとき、赤澤さんがわざわざ席まで来てくださった。一通り身体の具合をうかがい、問題なさそうでほっとするも……

「久禮さん。Facebook見ましたよ。」

見られてた……!

「いいこと書いてましたけど、”めんどくさい”書いてましたね。」

えっあんだけいいことたくさん書いたのに、ちょっとだけ書いたそこに引っかかります? ほんとにめんどくs……

「僕のどこがどうめんどくさいのか、説明してもらえますか? 僕が納得行くまで。ちなみに納得行くまでずっと聞き続けるんで、ちゃんと明確に説明したほうがいいですよ、1度で終わるように。」

うぅう……この会話、既にもう軽く3回以上はした気がします……結局、納得しないでずっと聞き続けるんじゃないですか……

「そうとも言いますね。で、どこがどうめんどくさいんですか?」

淡々と詰める赤澤さん。
隣でTJさんが笑う。

「面白い方ですね!」

迂闊にそういうこと言うと、絡まれますよ? 気をつけたほうがいいです。

なんてことを言ってるとTJさんに言われる。

「くれさん、さっきの試合で涙ぐんでましたよ。」

なッ!?

「へー。そうなんですか。」

へーそうですか。といいつつ、満更でもなさそうに帰っていく……
………‥くそぅ……まぁ、いいか……それで納得するなら……

▼第10試合ZST ルール ライト級5 分2 ラウンド
和久 裕治(リバーサルジム横浜グランドスラム)vs 高橋 俊介(UNDER GROUND)

和久さんキタ!! セコンドの寺本さんの背中がかっちょいい。

「パパがんばれー!」

のお子様たちの声援がもう可愛らしいったら!

試合展開は激しくも安心感ある感じ。総合格闘技だなぁって。迫力ある打撃、そしてグラウンド展開も。

TJさんの感想がまた。

「愛ある試合でした。いいですね。」

それですね。いいでしょ?

……んー。書きたい試合は他にもずいぶんあるのだが既に長いので泣く泣く割愛。

試合を観た今、もう一度、勝村さんと小池さんの見所解説を見直したくてたまらない。復習と、次回の予習したいなぁ……

▼第16試合スペシャルマッチ GTルール バンタム級 5分2ラウンド
上田 貴央(パラエストラTB/GSA) vs 二之宮 徳昭(クロスワンジム湘南)

相変わらず上田さんは、試合の日にはまったくの別人に見える……
TJさんの

「試合のとき、上田さんは最近、金色のライオンに見える」

はなんだか頷ける。

んで、こちらの試合。結果はドロー。
そうだなぁ。身びいきがすぎる私の目から見ても、終始、押されていた。ずっと下で。
いつも通りなのにただ何か違うのは、大逆転をする雰囲気に持ち込めていなかった。ずっと腕十字をしのぎ続けてた姿が印象に残る。
ただそれでいて、あれは取られないな、負けはしないなぁという妙な安心感も。

その安心感こそが、上田さんらしくない精彩のなさだったとも言える。

たぶんその内容は、上田さん的に一番納得行かない結果なんじゃないかなぁ、と観ていて感じた。
ドローが一番、嬉しくなく、その中でもあれは納得いかないだろな。
昨年暮れの盛一郎さんとのグラップリング。結果こそ同じドローでもあれとは内容が全く違う。

“金色のライオン”は、どうして精彩を欠いた?

妄想を膨らませ、私なりの仮説を立てて笑みがこぼれる。
上田さんのTwitter。そして少しやりとりしたメッセージ。

『情けないパフォーマンスを見せた』
『挽回したい』
『身体が動かなかった』『9月に向けて作リ直す』『改善する』

そんな言葉が踊る。これは笑みもこぼれちゃうよねぇ。
なるほど……2大会連続で、本職にしてる身体作りにおいて納得行かない形になったんだ。
それは、誇りと自負が傷つくよなぁ。許せないだろなぁ。

そして、上田さんは良くも悪くも、一発逆転を狙うヒーロー。
逆転に必要なのは何か?

まずはとびっきりの大ピンチ。
ヒーローは、本気のピンチにならないと、火事場の馬鹿力な本領を発揮しない……
私の見立てでは、上田さんはルールに打撃も入ってないと寝技でも本領発揮しない。ほんとに、根っからの総合格闘家。

そして、あと、ファンの声援。質も大事だが、それ以上にとにかく物量を必要とする。
2月大会でも”もっともっとお客さん来て欲しい!”って全力で言ってた。ふつうはもっと上へ!ってアピールするところだよね。
あれは、たぶん上田さんには切実で本気のヤツ。観る人多くないと燃えない。声援足らないと力が出せない。
手売りするチケット枚数がダントツに多いのは、その方が自分が強くなれるから。チケット手売りも試合のうち。
そのワガママっぷりは、後楽園の戦隊モノヒーロー並。
GSPのこの収容数じゃ、足らなかったのでしょう。

次戦はきっとZST.57で総合ルール。9月10日、会場は大きくディファ有明。
総合格闘技ルールで、声援を集めるためのキャパは申し分ない。
条件は整う。次回の煽りはバッチリだ。

前回大会を無念の欠場、今大会でも何かを取り返しきれない不本意な結果。
身体の作り直しを誓う上田さんはどんな身体でディファ有明に姿を見せるか? ”金色のライオン”の姿を取り戻せるのか?
今度こそ華麗に一発逆転を極められるのか!?

いやー妄想のし甲斐があって止まらず笑えて仕方ない。次が楽しみだ、とほくそ笑む。
今日も日本語書きには美味しいネタ、ごちそーさまでした。

さて、最後の集合写真も撮らせてもらっちゃう。あ、なんか場所取りが面白い……
小池さんがすれ違いざまに、まったく……と、言う。

「あの試合内容であの位置をしっかり取るんだから。」

可笑しいっ。
よい位置を取っている上田さん。ああ、近くに赤い方やらもいる。
それをチェックし、”どうしようもない”ってポーズをとる小池さんは本当に……

こんなふうに、最後にみんな集まって写真が撮れるって、ほっとするし、嬉しいですねっ。

小池さんも、スタッフの皆さまも。
今日も私やみんなにとって、大好きで大切な選手の方々を、本当に大切にしてくださってありがとうございます、だっ。
流血の多い1日だったけど、それでも知る限り、みんな無事にリングから降り、帰ってきた。そして元気に前を向いている。
これはたくさんの努力と配慮の上にある、人が為した奇跡。当たり前のことじゃないんだ。
噛み締める。感謝だ。

ほんと、いろんなところにいろんな方が、隠れキャラみたいにいるんだものな。探すの楽しかった。

……さて、TJさん。
お腹空いてFacebook書くエネルギー足りないんで、春雨食べたいです……

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